50歳で始めた通訳訓練

会社員からフリーランス通訳者に転身。同時通訳ブースに入り、通訳学校の講師に。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

通訳

2017-01-19 ブレイクスルー、ではないけれど

しばらく前に逐次通訳ばかり数日間担当しました。専門的な内容でやりとりの数も多く、かなりの試練でした。 発言を丸ごとさっととらえることができれば最小限のノートで間髪を入れずに落ち着いて自然な訳出ができます。うまくいかないときはすべてが逆となり…

2017-01-18 日本通訳フォーラム2017

日本会議通訳者協会主催の日本通訳フォーラム2017が 2017年8月26日(土)に開催されます。 今回の基調講演は(あの)鳥飼玖美子立教大学名誉教授です。 今回で3回目となりますが、第1回・第2回とチケットが完売となりました。 参加を希望される方は早めの…

2017-01-17 まず体と心と

数日間続いた出張で通訳をして、体力と気力との重要さを改めて感じます。途中少し体がだるくなり、わずかに熱っぽい気もしました。 「む。これは危ない…」と、消化の良さそうなものをよく噛んで食べ、早く寝るようにしました(1日はやむを得ず夜半過ぎまで…

2017-01-15 通訳の疲れ

移動を伴う内容の濃い通訳を数日連続で担当しました。翌日の準備をしているとホテルの部屋で午前1時とか…。 なんとなく熱っぽく脱力感もあり、かぜをひいたかな、と思いました。 明け方目が覚めて、疲れているのでまた寝ようとすると仕事と全く関係ないこと…

2017-01-08 そろそろ本格的に仕事はじめ

昨年7月から定期的に続いていた仕事の最終回を1月の第一週に済ませました。南関東では温暖な正月で、通い慣れた客先を出たら青い空でした。 今年の前半は出張が多くなりそうです。規則正しい生活でかぜをひかないようにしないと。昨年末から予定が入り始め…

2017-01-05 始まりがあると終わりがある

昨年の夏から毎週通っていた仕事が終了しました。新しい分野なので最初はどうなるかと思いましたが、客先やその取引先に引き立ててもらって責務を全うすることができました。 完結する時期はわかっていたのですが、終わるとなんだか少し寂しいものですね。こ…

2017-01-02 通訳を続ける原動力(の一部)

鳥飼玖美子「通訳者と戦後日米外交」を読んでいます。日本で同時通訳のさきがけとなった各氏が通訳を始めた事情などを描いた第四章に入ってからぐっと引き込まれます。さらに第五章では登場する通訳者がどのような通訳をし、職業としての通訳をどう考えてい…

2016-12-29 仕事納め・練習を休む影響

今日が年内業務最終日です。今年の中頃から定期的に通う客先で、年の最後にふさわしく午前中で終了。 今年の売上が確定します。2014年・2015年には同一客先から長期の通訳受託があり、それが売り上げのかなりの部分を占めていました。今年はその部分がほぼな…

2016-12-23 お得意先様

新しい客先に出向いて通訳をして、ほどなく再度呼ばれることが増えた気がします。偶然なのかもしれませんが…。 「ローテーション入り」して定期的に通訳を提供すると顧客にとっても通訳者にとっても利点があると思います。用語にも慣れますし、顧客の話の展…

2016-12-22 広がる

お世話になっている方々から仕事につながる話をいただきました。異なる人から一週間に2回もそんな話があると不思議な気がしますね。 ▼もしインド料理で返るべき原点があるとすれば、私の場合はアバンティ藤沢店の野菜カレーにナンだと思います。独特の香り…

2016-12-19 通訳者が集まる年末パーティー

日本会議通訳者協会がクリスマスパーティーを計画しています。 会員も会員以外も集まる楽しい会で、今年の会場はピザのおいしい店のようです。 通訳クリスマスパーティー 2016 2016年12月23日(金) 自分の周囲の「通訳濃度」を高くしてみませんか。初回は知…

2016-12-15 休暇(2)

高知市で夜に大雨になり、自動車で行ける焼鳥店を探しました。「炭火焼さんとう」に行きましたが、ここにして良かったと思います。担当してくれた店員の接客が柔軟ですばらしい。注文する都度客が楽しい気分になるほどでした。高知県で飼育している鶏「土佐…

2016-12-14 休暇(1)

お世話になっているエージェントに日程の「ブロック(閉鎖期間)」をお知らせし、休暇を取っています。 すんばらしい通訳案件があったとしても照会メールが来ないので心乱れることはありません…。 2014年10月に仕事で来た高知県に旅行です。同じホテルにしま…

2016-12-09 やがて普通になる

地下鉄を降り、きれいな石張りの地下通路から事務所ビルに入ります。高い天井の広間で入館登録をして、借用したICカードをかざしてエレベーターホルヘ。電子チャイムが余韻を残して鳴ります。機能的なモノトーンのエレベーターのときもあれば、外が見える…

2016-12-03 心にしみる

同じことばを聞いても、聞く時と場合とで受け取る重みが大きく違いますね。最近それを体験しました。インタースクールでお世話になった講師の1人は折に触れて以下のことを口にしていた気がします。 先を行く者は、続く者に道を残すものだ。 先人が付けた道…

2016-11-27 落とし穴は常にそこにある

今までなんとか通訳の場を切り抜けてきたとしても、お客さんの視点では残念な出来だったこともあったことでしょう。 (なんとかなった+顧客に感謝された)/ 通訳の全回数 この数式で得られる数字をなるべく1に近くしていくことが必要でしょうね。そうしな…

2016-11-19 つながる

インドに出張していました。飛行機で連れて行ってまで通訳サービスを所望していただいたのですから、ありがたいことです。 友人にこのことを伝えたら、 インド料理がShiraさんをインドまで連れて行ったと思うと神秘的な感じがしてしまいます。 ということば…

2016-11-09 予想外の展開

通訳の仕事に出かけると、「すべてが思ったとおり」ということはまずありませんね。 事前情報といろいろ違うことがごくあたりまえ。 そりゃまあ、そうです。国際会議でもないかぎり通訳のことまでいろいろ考える余裕がないことがほとんど。ぎりぎりになって…

2016-11-06 通訳者の食事

フリーランス通訳者ですから、業務を請け負って、それを完成させるのが仕事です。会社員(雇用される労働者)と違って、仕事の方法に具体的な指揮命令を受けることはありません。 裏を返すと、仕事に必要なことは自分で準備するということですね。 特に指示…

2016-11-05 新しい分野・形態

今までに経験したことのない分野の仕事が続きます。 「そういえば、世の中こういうことでも通訳って必要だよねぇ」という感じで…。 通訳の場というか形式も、実にいろいろあるんですね。原音声がどこからどうくるのか、訳出音声をどこにどう送るのか。 ▼朝の…

2016-11-03 偶然

急に気温が下がってきました。夏物のスーツを着る日はほとんどなかった気がします。盛夏の間に伺った客先の多くは「クールビズ」で上着なしのところが主でした。これは近年の日本の気候を考えると合理的ですね。そして急に肌寒くなり、シャツ姿から一気に冬…

2016-10-31 評価は相対的なことが多い

初めてエージェントの仲介で出て行った仕事は低リスクのものでした。 買い手・売り手が初めて顔を合わせる商談会です。 お互いに商売して得があるかを探る場面なので、込み入った話になる確率はかなり低い。万が一通訳技能その他で通訳者に問題があっても実…

2016-10-27 Camaraderie

"Drinking from a firehose" (注)のような同時通訳を担当しました。時間は短くてもすぐに疲れてしまいます。 仕事の後に同席通訳者といろいろとお話をしました。厳しい現場を乗り切ると、その時間・空間を共有したという仲間意識が生まれますね。 * drinki…

2016-10-26 これが許されない

「もう一回聞かせてください」 ▼さあ、乗り込みます。

2016-10-25 一つずつ、しかない。

このブログでは何度か「通訳者になるための学習に費やす時間は短くしたい」と書いてきましたが、ものごとは一足飛びとはいきません。進む先にドアがあったら、一つずつ開けていくことになります。その過程でなるべく効率を上げようとは考えますが、目の前の…

2016-10-22 していないこと

「純国産」留学経験なし。50歳過ぎてから通訳者になりました! という点を強調するつもりはありませんし、今後もおそらくしないと思います(このブログからそういう「におい」がするとしたら、それは私の不徳の致すところ)。 なぜか。 通訳者として売り込…

2016-10-20 正解はたぶんその間にある

通訳での訳語・表現の決定は瞬時です。 What is the make and model of the car? (何ていう自動車ですか)という質問が英国人からあり、マーチです。と日本人が答えたとしましょう。 この答えをどう訳すか。 It is NIssan's March.(マーチです) It's a Ma…

2016-10-12 いろいろなところでつながっている

首都圏をずいぶん離れた現場で通訳をしたら、通訳を発注した企業がその顧客の本社で会議をすることになり、通訳者として呼んでもらったことがあります。ヘルメットをかぶって水たまりをよけて歩いていた通訳者が革張り椅子の会議室に進出です。 作業レベルの…

2016-10-09 新しい仕事・以前からの仕事

なぜか予定が入らずに空いてしまった日がありましたが、新しい分野で仮の業務依頼が入りました。しかし数日後にその予約が消滅。忙しいことだと思っていたら以前からのお付き合いの顧客からその日の臨時の業務依頼がありました。 結果としては事情がわかって…

2016-10-05 仕事の入り具合

9月はぎっしりと予定が入りましたが、10月の予定表ははかなり「虫食い」でした。ところが10月になってから打診が相次ぎ、かなり埋まってきました。 5~10年前と比べると通訳の予約の入りが「荒っぽくなった」という声をよく聞きます。1か月・2ヶ月…

2016-10-03 共同作業

会議同時通訳の場合には2人または3人、密度が高く長時間になるときには4人の通訳者が動員されます。 遂次通訳でも長時間になるときには2人体制で交代しながらですね。これを1人で始めると、私の場合2時間半を越えたあたりで集中力に陰りが出てきます。…

2016-09-30 回復に必要な時間

朝4時半に起き、5時に出発する生活を2週間していました。 拘束時間が8時間あるので朝食と夕食との時間をどう確保するか考えてしまうほどでしたが、以前にも似たような生活を半年ほどしていたので無事に過ごすことができました。 企業勤務で通勤していた…

2016-09-29 ぴっかぴかの土管

"Look at me!"会議中に通訳者に向けられたことばです。語気はやや鋭い。 問いと答えとが何回か往復して、いまだに疑問が解けない。大切な質問だからしっかり通訳せよということなのでしょう。 その気持ちはよくわかります。通訳者だってここまでのやりとりを…

2016-09-26 いろいろな場所へ

こんな表示のある駅も通ります。石油運搬の車両も見えますね。 建物が古くても部屋が広いとなんだかうれしい。空気の量って大切な気がします。大浴場は天然温泉で大当たりでした。

2016-09-18 三つ子の魂百まで

通訳者仲間と集まるとときどき話題になるのが会計記録と確定申告。 こうした事務仕事、けっこう嫌われてますね。 税理士に依頼している人が多いのに少々驚きます。法人にしている場合は片手間では負担が多いかもしれませんが、通訳・翻訳の個人事業主でエー…

2016-09-12 日本通訳フォーラム 大盛況

日本会議通訳者協会主催、イカロス出版後援・アルク後援の日本通訳フォーラム2016が盛況のうちに終了しました。 日本国内からは北海道・沖縄、国外からの参加もありました。 事後のアンケートでも大変満足度が高かったことがうかがえたそうです。 すばら…

2016-09-09 パナガイドのアンテナなど

簡易同時通訳機器として業界標準のパナガイド。技術的には単純な機械だけに使いやすさがあります。 ここではちょっとした役にたたない情報など…。 送信機(transmitter, Tx)のアンテナにマイクロフォンを留めて使う ポケットに送信機を入れるなどして、アン…

2016-09-06 共に仕事をしやすい人

通訳者は常に「最後の1人」です。One too many です。悲しい言い方ですが、必要悪と言えないこともありません(不可欠ですから、ちょっと違うと思うのですが)。 ですから、現場では顧客、顧客の相手、同僚の通訳者になるべく負担やストレスを感じさせない…

2016-09-05 通訳エージェントに感謝

新しい通訳現場の資料がエージェントから届きました。 今後の会議で使う資料だけではなく、いままでの資料も完全にそろっています。流れが追えて非常に助かります。 どのような仕事でもその準備や伏線というものがあります。今までの経緯がわかればだれがど…

2016-09-03 予定が埋まった

2016年9月の稼働日数が21日となるはずです。祝日が2日あってこれだけ埋まるとは思っていませんでした。 20日以上現場に出るのは長期出張以来です。異なる客先・業務で予定表が埋まるとちょっとだけ「フリーランスの通訳者像」に近づいた気がしますね。 内容…

2016-08-30 偶然

仕事で生産施設を訪れました。私が4歳まで住んでいた場所から2百メートルほどです。父親は隣の工場で働いていて、社宅の窓から父に向って手を振ったのを憶えています。こんな形で再訪するとは思っていませんでした。 いままで工業施設に入ることもかなり多…

2016-08-29 日本通訳フォーラムに参加

日本会議通訳者協会主催、アルク・イカロス出版後援の日本通訳フォーラム2016に実行委員として参加しました。 昨年に一般聴衆として参加し、内容の豊富さに感心したので今年はもう少し深く関わろうと思ったんです。 運営側に回るといろいろと忙しくなり…

2016-08-27 少しは学ぶ

以前に屋外の通訳業務で少し声を張り過ぎてしまい、翌日声が出なくなったことがありました。翌日は幸い休みだったのですが、ひやりとしました。 先日も生産施設内で大きな声を使ったのですが、前回のことを思い出して脱力して声を出すよう心がけました。 こ…

2016-08-12 日本通訳フォーラム チケット追加販売

日本会議通訳者協会が主催するイベントの中で年間最大の 日本通訳フォーラム2016 の参加チケットの追加販売があるようです。 予定していた枚数が早期に売り切れたため、予定していた会場を拡充したとのこと。 ※追加チケットの販売開始※ セッションの内容を見…

2016-08-10 いろいろなところに(1)

この向こうが現場だと聞いたのですが。

2016-08-07 Automatic

【その1】会社員時代は新橋駅で銀座線に乗り換えて通勤していました。 最近出向いた客先も銀座線。ただし方向は反対。 で、やっぱりやってしまいそうになりました。JRを降りて銀座線の改札を通ると足が自動的に▲方面の乗り場に向かっていました。 幸い電車…

2016-08-05 取り越し苦労

仕事の受注についてはいろいろ気を揉むことも多いですね。 決まるだろうと(勝手に)思っていた業務が顧客の事情で立ち消えたり大幅に縮小されたりします。その日だけの仕事で出向いたら、後日中長期で依頼されたりもします。 年間の件数・通訳報酬をエクセ…

2016-08-04 常に変化

新しい分野の通訳に出ることが続きました。外気温でホカホカと暖まった分厚い資料が続々と届いて「これは大変だ…」と思ったこともあります(来ないより良いのは確かですが)。 以前に「2015-12-23 潮目・経歴書」で「潮目は変わったな」と書きましたが、振り…

2016-08-03 地の果て、または地の利

都心に出るのに少々時間がかかる場所に住んでいます。 ときどき近所の写真をこのブログに貼りつけていますからどんな場所かご存知の読者もいらっしゃるかと思います。 仕事が立て込んでくると「こりゃやっぱり中央区・港区・千代田区に(住めないながらも)…

2016-07-31 通訳・翻訳の「商品」としての特殊性

2016年7月の売上は本年度最低となってしまいました。仮案件の消滅が痛かったですね。発注主の予算管理の厳しさを感じます。 私も企業勤務で物品やサービスの購買をしてきましたから事情はよくわかります。いままで同じところに発注している業務についても定…