2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧
インタースクールでお世話になった講師と話をする機会がありました。 いつもと同じ自説を聞いたのですが、深みが少し加わっているのを感じます。前回に聞いたときと違う。発展があります。 日本会議通訳者協会の打ち合わせで会員と話をしたときも常に学習を…
数日間自宅から通う通訳が終了しました。通勤時間はかなり長く、寒い駅で電車やバスを待つのは少し大変でしたが、「あとX日で終わる」という心の支えの働きは大きいですね。 Sarah McLachlan の Angel という曲の一節を思い出します。 and the endlessness t…
エージェンシーとの連絡で心がけていることがいくつかあります。 「資料はまだですか」は言わない。いままで一度も尋ねたことがありません。エージェンシーはプロですから、最善のことをしてくれているはず。忙しいところに「まだですか」と突っついてじゃま…
埼玉県八潮市と富山県射水市とは共に本格的なパキスタン料理店の集積地です。 運よく昼時に八潮を通りかかりましたので、アルカラムに行ってみました(カラチの空には以前に行ったことがあります)。 インターグループ/インタースクール非公認南アジア料理…
通訳者になるには決まった道筋というものはありません。 通訳学校に行けば仕事を紹介してもらって、というほど単純ではないかもしれません。 ▼まず、大原則として、たいていの通訳者は「あんた、だれ?」という目で見られる状態から仕事を始めることになりま…
通訳の学習を続けている人はまじめに努力している場合がほとんど。さらに、言語を扱う能力を十分に持ち合わせていることも多いと思います。 しかし、ここに落とし穴もあります。 「知」「理」の実力があるために、自分が出す訳文を少し難しいものにしてしま…
The Economist を定期購読しています。目をいたわりたいので紙の印刷版です。 週刊なので昨年の中頃までなんとか読めていたのですが、出張や遠距離通勤の業務が続いて10週間分ほど読めずに積みあがってしまいました。 少しずつ追いついてきたと思ったら、…
しばらく前に逐次通訳ばかり数日間担当しました。専門的な内容でやりとりの数も多く、かなりの試練でした。 発言を丸ごとさっととらえることができれば最小限のノートで間髪を入れずに落ち着いて自然な訳出ができます。うまくいかないときはすべてが逆となり…
日本会議通訳者協会主催の日本通訳フォーラム2017が 2017年8月26日(土)に開催されます。 今回の基調講演は(あの)鳥飼玖美子立教大学名誉教授です。 今回で3回目となりますが、第1回・第2回とチケットが完売となりました。 参加を希望される方は早めの…
数日間続いた出張で通訳をして、体力と気力との重要さを改めて感じます。途中少し体がだるくなり、わずかに熱っぽい気もしました。 「む。これは危ない…」と、消化の良さそうなものをよく噛んで食べ、早く寝るようにしました(1日はやむを得ず夜半過ぎまで…
移動を伴う内容の濃い通訳を数日連続で担当しました。翌日の準備をしているとホテルの部屋で午前1時とか…。 なんとなく熱っぽく脱力感もあり、かぜをひいたかな、と思いました。 明け方目が覚めて、疲れているのでまた寝ようとすると仕事と全く関係ないこと…
昨年7月から定期的に続いていた仕事の最終回を1月の第一週に済ませました。南関東では温暖な正月で、通い慣れた客先を出たら青い空でした。 今年の前半は出張が多くなりそうです。規則正しい生活でかぜをひかないようにしないと。昨年末から予定が入り始め…
都心で午後打ち合わせがあり、その前にエリックサウス東京ガーデンテラス店(赤坂)で昼食にしました。 平日の昼はほぼ満席です。女性7:男性3 くらいの割合でしょうか。エリックサウス各店にはカレーとナンという日本でおなじみの組み合わせがありません…
昨年の夏から毎週通っていた仕事が終了しました。新しい分野なので最初はどうなるかと思いましたが、客先やその取引先に引き立ててもらって責務を全うすることができました。 完結する時期はわかっていたのですが、終わるとなんだか少し寂しいものですね。こ…
インターネットの利点は「探し物」と「出会い」でしょうか。 英語の学習についての良質な記事を見つけました。 通訳学校や翻訳学校に入ったにもかかわらず初級に留まって進級できない場合にはA言語(日本語)かB言語(英語等)またはその両方の運用能力が…
一言一句を細かく追おうとすると大きな流れを見失うことがあるという警句をよく見かけます。通訳では言葉だけではなく「言いたいこと」を伝えることが重要だといいます。 ここで注意したいのは言葉を捕まえることの重要さを忘れてはいけないということ。 細…
鳥飼玖美子「通訳者と戦後日米外交」を読んでいます。日本で同時通訳のさきがけとなった各氏が通訳を始めた事情などを描いた第四章に入ってからぐっと引き込まれます。さらに第五章では登場する通訳者がどのような通訳をし、職業としての通訳をどう考えてい…