50歳で始めた通訳訓練

通訳者のブログ。会社員からフリーランス通訳者に転身。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

通訳

2020-07-04 小さなことを

通訳以外の仕事が少したまっていたのを片付けたというお話です。 ▼原稿の締め切りや告知文の期限、会計データの整理、届け出書類の作成など、いろいろな締め切りがありました。 予定を立ててひとつづつ片付ければ必ず終わります。作業の規模や複雑さはだいた…

2020-06-24 移動にも慣れがある

年に一度の仕事に出かけました。コロナウイルス感染対策の影響を辛くも逃れて例年の行事が実施され、そのおかげで呼ばれました。前回からちょうど1年が過ぎているのですが、会場の最寄り駅から歩くと前回来たのがつい数日前のように感じます。 ▼駅について…

2020-06-21 よくあること--少ない中で重複

仕事が少ないときにかぎって、予定が重なるというお話です。 ▼以前に不思議な縁でお引き受けした仕事が再度巡ってくることになりました。いまだにコロナウイルス流行による渡航制限や集会の自粛で通訳の仕事は少ないまま。白地ばかりの予定表のその日にはな…

2020-06-16 新しい習慣

歳を取りつつあるかな、というお話です。 ▼コロナウイルス流行ですっかり仕事の量が減りました。現場に出ないだけではなく、資料も送られてこないし照会のメールも届きません。生活の多くの部分を占めていたこうしたことがほとんどなくなった生活をしばらく…

2020-06-09 危なかった

自分の力ではどうしようもないことがあるというお話です。 ▼大地震と津波、それ続く原子力発電所の事故はまだ記憶に新しい。その前には強毒性インフルエンザの脅威が大きく取り上げられました(今回マスクなどの備蓄があった企業はここのときの計画のおかげ…

2020-06-05 思ったほど壊滅的ではなかった

2020年3月から通訳業務量が激減しましたが、数字を見ると壊滅的というほど悪くはないのかもしれません。 月間通訳売上額の前年同月対比です。4月が前年同月比 -87% と非常に厳しい月でした。5月は遠隔通訳の仕事があって3月よりも業務量が増えています。 1…

2020-06-04 ものが売れるとは

買う人の立場で考えようというお話です。 ▼もうずいぶん昔になりますが、社会保険労務士(社労士)という国家資格を取りました。税理士や行政書士などと同様に「独占業務」が認められています。社会保険や労働法規関係の書類を事業主や本人の代わりに作成・…

2020-06-01 変化

コロナウイルス流行の前には月に20回くらい通訳現場に出ていたので Suica に1万円チャージしてもすぐに残高がなくなっていました。この数か月はほとんど使いません。コンビニエンスストアで買い物をして残高が減ってきましたが、駅に行かないのでチャージも…

2020-05-24 求められる資質・態度は変わらない

遠隔同時通訳(RSI)でも通訳者に求められる資質・態度は変わらないというお話です。 ▼複数日の3人体制遠隔同時通訳を実施しました。通訳者は自宅から参加です。通訳者相互の連絡経路としてチャットアプリを使いました。通訳者仲間が「日常使わないアプリを…

2020-05-22 落とし穴があちこち

自宅勤務で音声を扱うといろいろ危険があるというお話です。 ▼自宅で遠隔同時通(RSI)の仕事をすることが増えました。 いままで気にしなかったことが急に重要性を帯びてきます。なんといっても作業場所の騒音。家族、宅配便、町内会費集金といった自宅での…

2020-05-15 それは誰に聞けばいいか

わからないこと・助けてほしいことがあったら、それを誰にお願いすればいいのか。そして実際にお願いできるのか。これが本当に大切だというお話です。 ▼遠隔同時通訳の技術面で思いついたことがあり、詳しい人に意見を求めました。即座に私の疑問を「真っ芯…

2020-05-08 まとまった時間はあるのかないのか

とつぜん自由に使える時間が増えた割には、というお話です。 ▼「時間があればあれができるのに」「時間があるときにこれをしよう」 そんなことを思っていたら、突然不可抗力で仕事がなくなり、時間が転がり込んできました。どんなに恵まれた人・豊かな人でも…

2020-05-06 記帳する取引がない

仕事がないと会計ソフトの入力もないですよね、という当然のお話です。 ▼会計で「取引」というと、会計記録の必要なすべてのことを含みます。消しゴムを買うのも電車賃を払うのも取引で、記帳の対象となります。 で、仕事がないと取引も発生せず、愛用の会計…

2020-05-05 都市を思い出す

街を歩いたことを思い出します。 ▼福島県郡山で仕事をしたときは4泊の滞在でした。午後早い時間に仕事が終わるので日替わりで方角を決めて歩いてみました。古い建物やきれいな公園に出会いますし、昔からの商店や新しい飲食店の前も通ります。郡山駅を中心…

2020-05-03 初めての…いろいろ

この歳(59歳+)になっても新しいことはどんどん起こります。 ▼通訳専業になったのが2014年3月。2016年から業務量も増え、2018年・2019年は年間業務回数がそれぞれ2百回を越えました。通訳の形態も内容もいろいろと経験することができました。 しかし。 他…

2020-05-01 ポジショントークの危険

客観的に見てどうか、を考えようというお話です。 ▼コロナウイルス感染がおさまって再び会議通訳の需要が増えてくればよいと思います。私は通訳者ですから。AIで通訳が置き換わるのは不可能かもしれないし、ずっと遠い将来かもしれません。そうだといいか…

2020-04-28 等身大を見よう

見かけの新しさに目がくらむことのないように、というお話です。 ▼遠隔同時通訳(Remote Simultaneous Interpretation, RSI)の経験をしました。とりあえず感じたのは次の点です。 同時通訳は同時通訳。何かが決定的に違うわけではない。会議室の通訳者ブー…

2020-04-24 私心なき人たち

自分の得意なことをして、成果を広く配分してくれる人が多いというお話です。 ▼人が集まることがなくなり、会議室内の通訳業務はほぼ消滅しました。 それでも異なる言語間のやりとりはなくなるわけではなく、通訳手配として現れない通訳需要は依然として存在…

2020-04-15 プロの目のつけどころ

やはり第一人者は違うというお話です。 ▼ニュース翻訳についてのオンラインセミナーを受講しました。講師は Newsweek 等で記事を翻訳し、書籍の翻訳も手掛けている方です。 内容は基礎的なことなのですが、私にとっては気づかないものが多くありました。言わ…

2020-04-12 意外な知らせ…

価値の付け方にもいろいろあるな、というお話です。 ▼登録している通訳エージェントの一つから政府の給付金制度を紹介するメールが届きました。かなり調べたことがうかがえる内容です。単に政府のウェブサイトへのリンクを書いたようなものではありません。 …

2020-04-10 遠い昔のようだ

仕事がなくなり、日常が変わったというお話です。 ▼昨年4月の業務件数は21件(全日18、半日3)でした。今年の4月は半日が2件です。おそらく月末まで大きく増えることはないでしょう。金額では 94.3% の減少です。 映画館やライブハウス、会議運営といった産…

2020-04-05 長くなるだろう

コロナウイルスの感染流行で私の通訳の仕事はほぼなくなりました。通訳者であまり影響を受けていないのは日本に居住する外国人の通訳を担当する人(主に社内通訳者)と放送通訳者くらいでしょうか。 ▼仕事の予定がまったくない手帳を見ると、勤めていた企業…

2020-03-28 久しぶりの仕事

コロナウイルス伝染防止のために・外国からの訪日者がいない・会議室に人が集まる機会がごく限られるという状態です。 このため通訳者が現場に出向く形の通訳業務は激減しています。会議通訳(会議場で行う国際会議)の仕事はほぼ消滅しています。 私の場合…

2020-03-15 遠隔会議システム Zoom

Zoom 本格利用初体験というお話です。 ▼2020年3月、一般社団法人日本会議通訳者協会(JACI)がオンラインセミナーを集中開催しています。コロナウイルス感染対策で仕事が減ったり子供の世話で在宅時間が多くなることもあるでしょう。そうしたときに「通訳者…

2020-03-07 新しいものはあるか

通訳を提供するという市場に参入する場合に、市場そのものを拡大する方法はあるのだろうかというお話です。 ▼ドトールコーヒーショップが店舗展開する前には誰もが「日本には喫茶店はたくさんある」と思っていました。 そして低価格・そこそこの品質・手軽・…

2020-03-05 下方弾力性

仕事が減っています、というお話です。 ▼コロナウイルスの影響で中止になった通訳業務の数が今年 2020年の累計で9件、13日分になりました。三月からしばらくは業務件数は大きく落ち込むと思います。 通訳産業と言ってもいろいろな形態・市場があって一律に冷…

2020-03-01 あせってもしかたがない

わずか数日少ないだけですが、2月が去るのは早く感じます。 ▼コロナウイルス蔓延を懸念して会議の延期・中止が多くなりつつあります。 今年になってからいままででコロナウイルス対策のために中止になった確定通訳業務は計6件、11日分です。さらに増える…

2020-02-28 ひやりとしよう

「できるひとはできちゃう」というお話です。 ▼やや急な呼び出しで通訳の現場に向かいます。ひょっとすると担当することになっていた通訳者さんの都合が急に悪くなったのかもしれません。 同時通訳で社内通訳者さんと組みます。 訳を聞いてびっくりです。な…

2020-02-22 直接契約のときに気をつける点

おすすめはエージェントと自分との契約書をよく読んでみることでしょうか。 ▼ 自分が契約者(幹事)になり他の通訳者を動員するときには他の通訳者の管理責任が生じる。自分が現場にいないときには再委託に当たるので発注者との打ち合わせの初期に他の通訳者…

2020-02-20 乗り切った

私にとっては大きい通訳プロジェクトを収めたというお話です。 ▼どんな仕事にも「わらしべ長者」現象って起こると思います。以前に通訳者仲間から 私が日程上担当できないこの仕事、代わりに行ってくれませんか と言われて直接契約で通訳を提供したことがあ…