親しくしている通訳者がこんなことを言っていました。
自分のしたい仕事を受注するようにしているが、あまり詳しくない分野や新しい業界の仕事をときどき意図的に引き受けている。客先とのやりとりや事前調査など、通訳者として基本的に必要な部分を忘れないためだ。
とても気になったのでときどき思い返しています。
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昨年・今年と私にとって新しい分野の経験をして、こうした考えの大切さを思いました。取り組んでみると意外と理解しやすく顧客にもしっかりと価値を提供できて少し安心すると共に、
「求めに応じて役務を提供し、その報酬を得る」
というサービス業の原点も思い出せます。
具体的には国際的な工業基準の策定やそれに準拠する監査、社会活動、投資先の選定など。
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いろいろな分野を「のぞき見」できるのは私の性格にも合っているようで、ときには資料の山に圧倒されそうになりつつも楽しんで仕事をしています。
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雨が降ると緑の勢いがひとしおです。