2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧
通訳を本業にする前に勤務していた企業では社員はほとんど「ファミリー」でした。特に冠婚葬祭がそうですね。結婚式でも葬儀でも善意の動員ですぐに手伝いの人が集まります。ときには上司から号令が下ります。「それは勤務ですか(No と言えるのですか・残業…
通訳の仕事を始めた 2014年 に比べると最近の日々は彩(いろどり)が豊かになったと感じます。おそらく次の二つの面があるのでしょう。・仕事の種類や内容が多様になった。・通訳者が経験を積むにしたがって状況の分析や話の理解が深くなった。 「ああ、さっ…
以前に一度だけ組んだ通訳者さんから代役の依頼がありました。ほれぼれするような訳を出す方だったのでかなり重圧を感じたのですが、これも何かの縁と引き受けました。 なんとか無事に収まり、お客様にも満足していただいたようです。 ほっ…。 自分からエー…
通訳の学習を始めたときには、あまりノートのことを考えないでいいと思うんですね。 通訳は書き取りの試験ではありません。 ノートを取るのなら、「今書き留めたことは実際の訳出にどう役立ったのか」ということを考えることも必要ではないでしょうか。 つま…
丸の内や汐留、新宿にあるガラスと鉄との高層ビル。そこにある役員大会議室や応接室、場合によっては同時通訳装置完備の会議室。 そんなところに座ってイヤフォンを耳に入れ、マイクロフォンに向かって音声を出す日も多くなりました。 そして週一回は出身の…
お友達の自宅ですが、なぜか食器がたくさんそろっている…。 遊びに来た人はなぜかチャイのカップを8組も持参しているし…。
いい感じです。 時計の11時から時計周りに、ラッサム(粒の黒こしょう入りトマトスープ)ダル(ひきわり豆のカレー)サンバル(豆と野菜のカレー、この日はタマリンドで酸味を加える)カジキマグロのミーンモリー(ヨーグルトカレー)チキンチェティナード(…
いいにおいのする鍋が並びます。鍋の横にはサブジ(野菜とココナツの炒め)とアヴィアル(野菜のココナツ・ヨーグルト煮)とが…。
通訳にあたっての知識にはいろいろなものがあるでしょうね。文化・歴史・科学・技術・過去の経緯・組織・政治など、挙げていったらいくらでも。 これは起点言語(the source language)と目的言語(the target language)との運用能力と対比して語られるべき…
「今日の仕事はだいじょうぶ」と思って不安なしに現場に出向いたことは1日としてありません。 前日や当日の朝は「今日こそ通訳者として息の根が止まる日になるんじゃないか」と思っています。話者の音声が聞き取れなかったり(米国南部やニュージーランド、…
以前に中国語の学習を始めたとき(2004)に永田小絵さんのサイト「日華翻訳雑誌」を見つけました。当時は私は通訳の道を志すとは夢にも思っていなかったので、「きっとありがたいことが書いてあるに違いない」とは思いましたが、あまり読み込むということは…
神奈川県中東部~西部には東京都に比べてこれといったインド料理店・ネパール料理店が少ないのですが、スリランカ料理には恵まれています。 シナモンガーデン 大和市(小田急江ノ島線「南林間」) キングライオン 川崎市高津区(東急田園都市線・JR南武線…
「そうか、こういうことなのか」と仕事や練習の手がかりをつかんだ気になるときがあります。 私の例だと、通訳学校の修了試験。(2015-12-28 準備はできている) 心の中の「矢印」が・内側(問題にしっかり答えなければ)から・外側(通訳が必要な人に伝えて…
通訳の練習をしたり現場に出るときに強迫観念のようなものを感じてきました。「通訳技能は練習や実践では伸びないのではないか」 その理由は周囲にいる「鮮やかな訳を出す通訳者たち」の存在です。民間の通訳養成機関インタースクール東京校のプロ速成科(20…