2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧
油断すると足元をさらわれるだろうというお話です。 等身大の自分の姿を見ないと危ないですね。 ▼君は何者だ。 企業勤務から50歳を過ぎていきなりフリーランス通訳者になった。小さな成功で満足感があるかもしれない。だが、現場に出ればごく普通のどこに…
業務打診・照会に対する返事はほぼいつも「はい」というお話です(注)。 まさかという展開がありました。 中国語の達人である友人と Facebook 上で他愛もないコメントのやりとりをしていたら、知らない方から「日英同時通訳をしてくれませんか」というダイ…
業務というパズルの部品は日程になかなかうまく収まらないというお話です。 ぜひ請け負いたい仕事の照会をいただいて手帳を見るとその日にずっと前からの予定があった…。 こんな経験は多くの人がしていると思います。 一日で3件計5日分の照会を受け、すべ…
通訳者になるには自分を「通訳濃度」の高い場所に置こうというお話です。 進学校と呼ばれる学校に通うと受験の情報が自然と入ってきて、いわゆる有名校を受験するのが当然という雰囲気になる。建築設計事務所や法律事務所で働くと周囲の人の多くがいつかは独…
技能習得の実感は人により違うだろうというお話です。 ブレイクスルー(突破)を感じたことはありません。私にとって変化・上達は常に少しずつ連続的に生じてきたと思っています(感じ方の問題かもしれませんが)。 ブレイクスルーを誰かが語るときには・実…
消費税法の改正による自営業者にとっての大きな転換点は2023年10月というお話です。 消費税法改正についてはいろいろなところで憶測も含んだ情報が飛び交っています。 いまのところ以下の資料が客観的でわかりやすいと思っています。価値判断を排して実際に…
まだご存じでない方がいらしたらぜひ。 あずきの通訳日記 日英通訳者「あずき」の日常をつづるまんが。 著者は通訳周辺機器に詳しいあの方ですが、こんな才能もあったとは。
通訳者相互の協力もいいなあ、というお話です。 「群れる」のとは違う。ゆるく、しかし相互信頼で結びついている。何かあったら気軽に相談できる(深刻に相談してもよし)。お互い様の意識で。専門職の気概をもって。 ▼尊敬するAさんと1週間で2件、計3日…
学習しないお話です。 今年は7月に多くの業務を詰め込んで8月の末に寝込みそうになりました。猛暑と仕事場の強い冷房とで相当参っていたのですね。目の前に仕事があるとなんとなく動けてしまうので、その後の反動も大きいようです。岩手県に出張した翌週に…
通訳者を効果的に使うすべを知っている方もいるというお話です。 米国人の基調講演を同時通訳する機会がありました。通訳エージェントからは「特に原稿はないとのことです」というよくあるお話。 ないわけないでしょ。改まった席で40分話すんですから。少…
「もっと」を追い求める先には何があるのだろうかというお話です。 企業勤務を28年間してきた後にフリーランス通訳者になったので、ある程度は意地もあります。「(通訳者になるなんて)なかなか難しいのではないですか」「よく思い切りましたね」と言ってい…
先のことはわからないというお話です。 「人工知能は翻訳者・通訳者にとって代わるか」こんな記事を雑誌やウェブサイトでよく見るようになりました。 「かなりのところまで機械翻訳・通訳はできるようになるが、翻訳者・通訳者が不要になることはない」とい…
疲労が重なって少し危うかったところから少しずつ脱出というお話です。 「これが歳ということか」ということはなかなか認めたくないこと。いや、認める・認めないの以前に意識になかなか上らないのかもしれません。 それでも日常で以下のようなことがありま…
自分で見たこと・感じたこと・聞いたことがまず第一というお話です。 通訳者も5年も続けていると経験豊かできらびやかな経歴を持つ方と共に仕事をする機会もあります。 先日も同時通訳3人体制で他の2人は初めて会う方。お名前を Google で検索すると通訳…
なんとなく落ち着く仕事もあるというお話です。 2016年8月1日に通訳学校で教えてもらった講師と組んで同時通訳に出かけました。企業の経営最高会議体の同時通訳は初めてでした。実はこのときにイヤフォンを持ってくるのを忘れたのですが、講師は何も言わずに…