50歳で始めた通訳訓練

通訳者のブログ。会社員からフリーランス通訳者に転身。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2023-04-07 ようやくオンライン保存

Windows3.1時代から自宅でPCを使っていましたが、ようやくオンラインストレージを使い始めたというお話です。


業務上の各種電子ファイルはバックアップを日次で異なるメディアを交互に使って取っています。
1.USB接続のHDD
2.USB接続のSDD
HDDとSDDの2種類を使っていることに特に理由はありません。

バックアップソフトウェアは BunBackup を使っています。手軽で堅実な動作、直感的な操作体系が好ましいと思っています。


2回線を使う在宅通訳用に同一の設定をしたPCを2台持っています。1台が故障してももう1台にバックアップからファイルをリストアすれば最悪の損失は1日分の作業分ということになります。

実際にPC1号機のディスプレイが故障して修理するときに2号機にすべてのファイルを移してシームレスに運用を引き継げました。


ただ、バックアップを物理的メディアに取って自宅に置くと出先でPCの故障があったときに困ります。通訳するときには資料を「そのとき・その場」で使う必要があります。


2022年10月に日程管理を紙の手帳から Google Calendar に切り替えていて、予定はPCが故障しても確認することができるようになりました。次はファイルの番だということで、Microsoft の One Drive を使うことにしました。データ転送は短時間に終わるほうが運用上好ましいので業務関連のファイルのみ共有することにします。必要に迫られて少し勉強し、ようやく One Drive や Google Drive の設計思想がわかりました。PC内に One Drive というフォルダを作り、そのミラーイメージをオンラインに作るのですね。PC上のファイルが作成・変更・削除されるとほぼリアルタイムでオンライン上のフォルダに反映される。


使ってみると実に便利です。2号機にも同じ設定をしてあるので、もはやバックアップメディアから2号機にファイルを移す必要もない。接続して数十秒くらいでオンラインフォルダと同期が完了して PC1号機・オンラインストレージ・PC2号機がすべて同じデータを持ちます。すでに使っている人にとっては
「なにをいまさら…」
なのでしょうけど。


これで大げさに言うと世界中どこでPCが故障しても代替機があればすぐに業務用のファイルは使えるようになったわけです。加齢とともに
「知らないものにはなかなか手が出ない」
ということにならないよう気をつけないといけませんね。

▼花が咲き、散っていきました。

横浜駅から歩ける場所にある本格的なネパール料理店「ルーフトップビアガーデン ヨコハマ」のダルバート(ネパール定食)。最小限の構成ですがすばらしい仕上がり。