2020-01-01から1年間の記事一覧
「…のはずです」と「…です」との間には深い深い谷があるというお話です。 ▼携帯電話にテザリング(tethering)という機能があります。スマートフォンは電話回線を使ってデータ通信もするのですが、それを無線LANで他のデバイスと共用できるというもの。いわ…
家にいると調べ物をする時間もできて、というお話です。 ▼インターネット接続事業者(Internet service provider, ISP)を変更すると同時に接続プロトコルを Internet Protocol Version 6 (IPv6) に切り替えました。 たまには強制的に新しいことを学んで理解…
先延ばしにしていたことは外からの作用で実行することになるというお話です。 ▼インターネットサービス提供事業者(ISP)を替えました。以前の接続は光ファイバにもかかかわらず通信速度が出ずに不満を感じていました。いつかは変えねば、と思っていたところ…
機材を調達したお話です。 ▼USB接続のマイクロフォンを購入しました(いまさら…)。米国 Blue ブランドの Yeti Nano です。内部にコンデンサーマイクロフォンユニット2つが入っていて指向性切替ができます(無指向性・単一指向性)。 Blue は 1995年の創業…
やはり第一人者は違うというお話です。 ▼ニュース翻訳についてのオンラインセミナーを受講しました。講師は Newsweek 等で記事を翻訳し、書籍の翻訳も手掛けている方です。 内容は基礎的なことなのですが、私にとっては気づかないものが多くありました。言わ…
価値の付け方にもいろいろあるな、というお話です。 ▼登録している通訳エージェントの一つから政府の給付金制度を紹介するメールが届きました。かなり調べたことがうかがえる内容です。単に政府のウェブサイトへのリンクを書いたようなものではありません。 …
一般社団法人日本会議通訳者協会が通訳者の「駆け出しのころ」を集中して連載しています。会員に執筆を呼びかけてわずか数日ですでに4人の経験談が投稿されました。 今回は幅広い読者に届くよう note プラットフォームを使っています。 【第1回】駆け出しの…
仕事がなくなり、日常が変わったというお話です。 ▼昨年4月の業務件数は21件(全日18、半日3)でした。今年の4月は半日が2件です。おそらく月末まで大きく増えることはないでしょう。金額では 94.3% の減少です。 映画館やライブハウス、会議運営といった産…
コロナウイルスの感染流行で私の通訳の仕事はほぼなくなりました。通訳者であまり影響を受けていないのは日本に居住する外国人の通訳を担当する人(主に社内通訳者)と放送通訳者くらいでしょうか。 ▼仕事の予定がまったくない手帳を見ると、勤めていた企業…
社会に大きな変化があれば、通訳業界にも影響があるだろうというお話です。 ▼コロナウイルスの影響で人が集まる産業活動が急速に縮小せざるをえません。会議・式典・娯楽・運動・外食などが大きく制約を受けています。 「この騒ぎがおさまれば」「正常に戻れ…
技術の進歩は速いだけではなく加速する、というお話です。 ▼日本会議通訳者協会が3月・4月に多くの遠隔セミナーやワークショップを主催しています。件数はすでに20ほど。内容はアートの通訳から通訳サービス見積書の書き方、消費税・源泉税の扱い、そし…
コロナウイルス伝染防止のために・外国からの訪日者がいない・会議室に人が集まる機会がごく限られるという状態です。 このため通訳者が現場に出向く形の通訳業務は激減しています。会議通訳(会議場で行う国際会議)の仕事はほぼ消滅しています。 私の場合…
学習仲間のつながりはいろいろな形態を取り得る、というお話です。 ▼去来の句 岩鼻やここにも一人月の客 ▼日本会議通訳者協会のボランティアが遠隔会議システム Zoom で朝の学習会を主催しています。新型コロナウイルスの広がりで家を出ることが減った会員に…
続けていくとやがて発見がある…かもしれない…というお話です。 ▼民間の通訳養成機関インタースクール東京校のおかげで通訳者としてなんとか世に出て通訳者仲間もできました。最も影響を受けた講師が第一に勧めていた学習法がリプロダクション(再現)です。…
Zoom 本格利用初体験というお話です。 ▼2020年3月、一般社団法人日本会議通訳者協会(JACI)がオンラインセミナーを集中開催しています。コロナウイルス感染対策で仕事が減ったり子供の世話で在宅時間が多くなることもあるでしょう。そうしたときに「通訳者…
日本会議通訳者協会が自宅から参加できるイベントを集中企画しています。 日本では最も内容が多様で専門的だと思っています。 peatix.com こうした企画は会員の年会費やスポンサー企業の協力で成り立っています。ありがとうございます。
通訳を提供するという市場に参入する場合に、市場そのものを拡大する方法はあるのだろうかというお話です。 ▼ドトールコーヒーショップが店舗展開する前には誰もが「日本には喫茶店はたくさんある」と思っていました。 そして低価格・そこそこの品質・手軽・…
仕事が減っています、というお話です。 ▼コロナウイルスの影響で中止になった通訳業務の数が今年 2020年の累計で9件、13日分になりました。三月からしばらくは業務件数は大きく落ち込むと思います。 通訳産業と言ってもいろいろな形態・市場があって一律に冷…
気が進まないことでも、なんとかして始めなければ、というお話です。 ▼言語や通訳の訓練をするのはさほど苦手ではありません。かなり楽しんでできていると言っても大きなうそにはならないと思います。しかし喜び勇んで始められない「科目」があるのも真実で…
わずか数日少ないだけですが、2月が去るのは早く感じます。 ▼コロナウイルス蔓延を懸念して会議の延期・中止が多くなりつつあります。 今年になってからいままででコロナウイルス対策のために中止になった確定通訳業務は計6件、11日分です。さらに増える…
「できるひとはできちゃう」というお話です。 ▼やや急な呼び出しで通訳の現場に向かいます。ひょっとすると担当することになっていた通訳者さんの都合が急に悪くなったのかもしれません。 同時通訳で社内通訳者さんと組みます。 訳を聞いてびっくりです。な…
八年後の変更というお話です。 ▼通訳学校に通い始めた2012年から今まで欠かさず続けている基礎学習があります。出所の確かな英語を黙読し、目を離して再現するという単純なものです。 短く1~2文を正確に再現したり、長めに話の筋を追えるかを試したりと、…
おすすめはエージェントと自分との契約書をよく読んでみることでしょうか。 ▼ 自分が契約者(幹事)になり他の通訳者を動員するときには他の通訳者の管理責任が生じる。自分が現場にいないときには再委託に当たるので発注者との打ち合わせの初期に他の通訳者…
私にとっては大きい通訳プロジェクトを収めたというお話です。 ▼どんな仕事にも「わらしべ長者」現象って起こると思います。以前に通訳者仲間から 私が日程上担当できないこの仕事、代わりに行ってくれませんか と言われて直接契約で通訳を提供したことがあ…
山もあれば谷もあるというお話です。 ▼今年(2020年)の1月は業務量が少ない月になりました。2月・3月とまずまず順調な予約があったので少し安心したのですが、雲行きが少し怪しくなってきました。 数日間連続の業務が2件なくなりました。自分で作った E…
不思議と一致することがあるというお話です。 ▼通訳者仲間に届けるものがあって近所の宅配便集配所に行きました。カウンターの端末で送り状情報を入力したらメールが着信。なんと宅配便を送る相手です。メールの内容は別件。偶然に驚きました。 ▼この前日に…
企業勤務をしたからより強く感じることもあるというお話です。 ▼自営業通訳者として仕事を始めて5年半。商売替えしてしみじみ良かったと思うことがいくつかあります。 自分で何でも決めていけること。引き受けたくない・引き受けるべきではない仕事を断れる…
なんとなくうまくいかなくても、やがてなんとなく好転する。ただし違ったところで、というお話です。 ▼仕事以外のことで不要なおせっかいをしてしまってやや落ち込みましたが、仕事では連日良いパートナーに恵まれてお客さんにしっかり価値を感じてもらった…
確定申告で税金が還付されるのではなく払う側に至った、というお話です。 ▼企業勤務を終えた翌年の年収はわずかなもので、年税額は 0円でした。「待ってろ。また支払う側になるから」と思いました。 通訳専業になってしばらくの間は確定申告で税の還付を受け…
繰り返しの仕事に行くと落ち着くというお話です。 ▼年間の業務をまとめて予約してくださるお客さんもあります。年末年始休みをはさんでの仕事だったのですこし間が空きました。 雨がちの朝ですが、最寄り駅を降りて歩き出すとなんだか元気が出てきます。繰り…