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50歳で始めた通訳訓練

昔からの相棒「英語」を使いたい思いに偶然も重なって一念発起。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2016-06-07 うまいなあ、と思った訳

日英対照の教材で目を引いたものがありました(内容を一部変更しています)。 原文そうしたのは強制的な導入をすると解決が遠のくと判断したためだ 英訳did it in the belief that a mandatory implementation would only make it more difficult to bring t…

2016-06-02 丸めて訳す?

「丸めて訳してしまいました」という声が通訳学校の教室で聞こえてきたことがあります。 正直に真実を言ったほうが良いですね。 「ごまかして訳しました」「わからないところがあったので飛ばしました」 そうすると自分の課題も見えてきます。鏡に映った自分…

2016-05-27 基礎練習

エージェントから業務関係の資料が届いて準備をするときも基礎練習は続けています。企業勤務時代に通勤電車や事務所近くのカフェで中国語の学習をしていた習慣が抜けないようです。 通訳の業務が日常なら、基礎練習も通訳者の日常です。 仕事の用意は当然優…

2016-05-25 訳がうまく出ないとき

通訳学校で講師から良い表現を教えてもらっても、必ずしもそれを生かせるとは限りません。理由はおそらく2つ。 「そうか、そう言うのか」とその場では思っても、表現が自分のものになりきっていない。 訳を出す以前の問題として、原文の理解が十分ではない…

2016-05-21 やはり強運だったか

大きな岐路でかなり幸運な展開を経験してきました。 自分では「まあ、こんなもん」「運も実力のうち」と思っていたのですが、仕事の経験を積むに従っていかに幸運だったかを感じるようになりますね。 商談会でデビューしてから2年1か月後に国際機関から参…

2016-05-13 会話・筋力トレーニング

英語で少し込み入った話をしてもおっくうに感じないようになろうと思い立ち、Skype 友達のとの会話を増やしています。 相手も内容のある話を歓迎するので、学校教育の問題点や大統領選などを話題にして・相手の言うことをくっきりと理解し・自分の言いたいこ…

2016-05-12 ぼんやりした不安

…といっても、芥川龍之介ではありません。 通訳の仕事を始めてから2年と2か月。経験も重要だと言われる仕事ですから、まだ業界の端っこに取り着いただけのようなもの。 しかし、仕事を続けて年月が過ぎれば自然に技能が増すというものでもないでしょうね。…

2016-05-10 体が硬い

ヨガ講師による呼吸法の講習に出かけました。とても良い経験になりました。 ▼通訳をしていて息が浅くなるのを感じたり、ちょっとした休み時間に十分落ち着けないことがあったので、「なんとかしなきゃ」と思ってのことです。楽器演奏やスピーチ練習の経験が…

2016-05-09 ズーム上昇

以前に通訳学校の募集セミナーに参加したときのこと。 通訳の仕事を始める時期について、講演者がこんなことを言いました。「△△コースになるまでは、動くな」 この△△コースとは、通訳養成課程の一番上(上級)のひとつ下のことです。 私はこの△△コースに相当…

2016-05-07 長期的な目標とその割引率

Kelly McGonigal の The Willpower Instinct: How Self-Control Works, Why It Matters, and What You Can Do to Get More of It (2012) を遅ればせながら読んでいます。 インタースクールを教えてくれた友人がこの本と Kindle とを紹介してくれました。 ど…

2016-05-06 サッと選んできた

通訳の学習や仕事については、ほとんど即断即決でした。 通訳学校は選びませんでした。友人が行っていた学校に直接出向いて申し込み。 新たな課程ができたときも迷わず参加。 仕事は照会を受けたら物理的に(日程的に)無理でない限り 100% 受託。 その他に…

2016-05-04 柔らかく響く声

朝目を覚まして上半身だけ起き上がったときにふと声を出してみました。 おお! 柔らかく、ほどよく共鳴した良い声。自分でも感心してしまいます。頭から首、肩、胸のあたりがゆるんでいるからでしょうか。 通訳するときにもこの声を使いたいと思いました。 ▼…

2016-05-02 だんだんわかってくる--サイトトランスレーション

理路整然として冗長さが全くない講義の同時通訳をしたことがあります。語りはゆっくりなのですが、通訳は相当大変でした。「通訳 清原のブログ」に「後半 戦車に 追いかけられているようでした」という記述がありますが、言い得て妙です。つまずいて転ぶわけ…

2016-04-29 ばりばりと殻を破って

通訳の仕事で横浜駅から東海道線や横須賀線快速に乗って東京方面に向かうときがあります。企業勤務時代と全く同じ時間の同じ号車に乗るとすごく不思議ですね。降りる駅も同じ。でも、それから先の行動が全く違う。 ▼もう30年以上も前のこと。雑誌のインタ…

2016-04-27 老いた犬に芸を教える

You can't teach an old dog new tricks.という表現が英語にあります。「老いた犬には新たな芸は仕込めない」 私が通訳者を志した理由の一つに、これをひっくり返してやろうという思いがありました。誰に認められなくてもいいから、内心でYes, you can teach…

2016-04-25 こんな足取りで(5)

「足取りで」を書こうと思ったのは、2012年3月24日に通訳学校というところに初めて足を踏み入れたときからずいぶんと時間が過ぎたような気がしたからです。 初めて仲間の通訳者とトロリーケースをゴロゴロ引いてホテルに入ったとき、パナガイドを取り扱った…

2016-04-22 こんな足取りで(3)

インタースクールのプロ速成科は1年過程で、中間と期末とに試験がありました。 中間は今思い出しても恥ずかしい出来でした。「脱げそうなゴム長靴を履いてぬかるみを歩くような訳」だったと思います。 期末試験ではやや勢いのある訳を出すことができました…

2016-04-21 こんな足取りで(2)

通訳学校やその後の通訳業務で幸運に恵まれたのは確かです。 ▼学校に通い始めて2年が過ぎ、初めて進級判定を得られなかったときにその年に開設された1年課程に入ることができました。階段を上ってきたら立ち入り禁止。ところが、横に非常階段の扉が開いた…

2016-04-20 こんな足取りで(1)

月日の経つのは早いですね。初めて現場に出たのがもう2年前です。学校に通い始めてから4年が過ぎたとは…。節目となる出来事を集めてみました。 2012-04 インタースクール会議通訳本科 I Basic 受講開始。 2012-09 28年間勤務した企業を退職。以前から少し…

2016-04-09 日本通訳フォーラム2016

日本会議通訳者協会の主催で日本通訳フォーラム2016が開催されます。今年は2回目で、2016年8月27日(土)ですね。 基調講演者は(あの)原不二子さんです。「通訳市場の過去、現在、未来」 そのほかにもセッション(講演やワークショップ)が8件あります。…

2016-04-05 情報を瞬時に取り込む

リプロダクションはまず3年続けてください という通訳学校講師の勧めに従ってほとんど毎日続けてきました。「やっと」というか「すぐに」というか、3年半が過ぎました。 最初の1年・2年はほとんど上達(記憶に残せる長さ・正確さ)を感じずに過ぎました…

2016-04-05 「それ、絶対にいい」

会社員から通訳者に転身(というか転進)するとき、信頼できる人にも意見を聞いてみました。 当時の勤務先の人は「いいんじゃないか」「でも、勉強も商売として軌道に乗せるのも難しいんだろうね」「いい歳して、だいじょうぶなのか」という反応が中心。 い…

2016-03-25 サイトトランスレーション

サイトトランスレーションをしてみると2年くらい前と比べてかなり慣れてきた気がします。これは日英・英日両方でのこと。 読み進んで文の展開が予想と異なっても訳文を分割する等の方法でなんとか意味の通る訳出にする 「いかにも訳しました」という気配を…

2016-03-24 同時通訳練習--詳細まで

日本企業の決算発表音声を題材に同時通訳の練習をしてみました。 話者が原稿をどんどん読んでいく部分はつらいですね。特に数字。2兆7千50億円などと続けて言われると追いつけなくなりそうです(trillion・billion と発声するのに必要な時間が惜しい)。…

2016-03-23 3月26日 倉澤良仁「会議通訳者への道」

表題の講演会にまだ若干の空き席があるようです。 公演者著書: 「田舎少年が挑んだ会議通訳者への道」(Amazon.co.jp へのリンクです) ※ すでに満席でしたらご容赦ください。 ▼定時のブログ記事更新以外に24日のスリランカ料理の会の告知もしてあります。

2016-03-22 【締め切りました】スリランカ料理の夕べ(大田区)

2016-03-23 追記 定員になりました。ありがとうございます。 2016年3月24日(木)に東京都大田区蒲田でスリランカ料理を食べつつ通訳や英語学習についてのおしゃべりなどいかがでしょうか。 午後6時または6時半開始を考えています。 スリランカから調理師…

2016-03-22 注意を払おう、使っている英語・日本語

川沿いの散歩道で BBC や CBS の英語音声を聞いていました。 あれ。her や earn の 母音が私の出す音と少し違う。私が出す音より調音点が口の前に寄っている感じです。 ああ、わかりました。私の音が中国語の e の音に近づいていたんですね。共に日本語に存…

2016-03-15 我以外皆我師

表題のことばは吉川英治が好んだものだと伝えられています。 通訳を仕事にしてからこれを特に強く感じるようになりました。共に働く通訳者からは何か学ぶことが必ずあります。話者からも、会議参加者からもそうです。 最近では、教育訓練の場面で状況を鋭敏…

2016-03-11 矜持

通訳の訓練を受けたかそうでないかを見分ける第一の違いがあります。 「話者に成り代わって話しているか」 です。 つまり、 一人称で話す。話の把握が難しく、苦しくなっても常に。 話の内容に驚いたり感心したりしない。平然と訳す。 頭や手を動かさない。 …

2016-03-09 この気持ちだ

スキージャンプの高梨沙羅さんの記録映像を見て涙が出て困りました。 35分40秒あたりからをご覧ください。 「遠くに飛べなかった」 この気持ちがないとだめなんだな。

2016-03-07 官房長官・首相 記者会見

ブログ仲間のまるちゃんが内閣官房長官の記者会見を通訳練習の素材にするお話を書いていらっしゃいます。 官房長官記者会見(2016-03-05) インタースクール東京校の 2016-03-13(日)のセミナーの第二部は官房長官・首相の通訳を担当した通訳者・講師が官房…

2016-02-29 声の高さ

通訳の声を届ける先がヨーロッパ・北米出身男性の場合、日本人女性通訳者の声は高すぎて聞きづらいことも多いそうです。 「(女性通訳者の声は)高すぎて聞き取るのがたいへんだ」「あなたの声は実に楽で助かる」「どんなに良い訳でも耳に入ってこないことに…

2016-02-15 それは、いつ実現させたいのですか

通訳者になろうという動機は人それぞれ。適性も環境も人によって異なりますし。他人と同じことをして同じ結果になるとも限りません。 それでも同じ人間ですから、大きな流れの中では共通点のほうが多いのではないでしょうか。この点で自分が望む将来像に近い…

2016-02-13 リンク保守--Captain Sullenberger

こんな声・話し方ができたらなあというとき、通訳訓練を始める前に考えていたのは俳優やラジオ・テレビのアナウンサーでした。こうしたプロの声に学びたいという思いは今も変わりません。 通訳訓練をするようになってからはこれに加えて「無色の声」(如水、…

2016-02-11 想像力が足りませんでした

英語を読むときに「頭から読んでいく」(戻らない)という学習法が良く知られています。意味のかたまりごとに読んでいくために斜線(/)で区切る「スラッシュリーディング」という用語も広く使われるようになりました。 日本語→英語の通訳練習にもこの考え…

2016-02-10 学習材料情報--セミナー・ノート

たんのだんのブログにノート取りセミナー参加の記事がありました。経験の長い通訳者が改めて情報を取ろうという姿勢は見習いたいと思います。 JCS 日本コンベンションサービス(株)が通訳セミナーを開催するとのこと。「通訳キャリアの磨き方~入門から中級…

2016-02-09 ねじふせる

日本語と英語との距離は遠いなあ、と思い知るときがあります。 同時通訳の練習材料でこんな一節がありました(脚色を加えています)。 監督官庁・消費者の皆さま・仕入れ先・販売店の皆さま、こうした関係者様に支持される我々A社でありつづけるために昨年…

2016-02-06 芽が出るまで待つ--水はちゃんとやり続けましょう

The Economist を黙読して文章を再現する練習を続けて3年くらいになります。ずいぶん長い間さほど進歩を感じることはなかったのですが、最近の1か月で「ずいぶん以前と違うな…」という感じを抱きました。気のせいかとも思って自分の感覚を何日か観察してみ…

2016-02-03 かみ合わない

仮予定になっていた通訳業務が次々に延期になったりとりやめになったり…。 昨年は業務予定がカレンダーにうまく「はまった」のですが、今年の最初は食い違いばかりです。 落ち着いて考えればこうなる確率もあるだけのこと。 時間がある(できてしまった)の…

2016-02-01 あれかこれか、ではなく、するかしないか

通訳学習をしている Mitsuki さんの 英語家Mitsukiのブログ に興味深い記事がありました。The Economist より。。 ▼私は The Economist をもう 10年以上読んでいるので、この雑誌特有の「読んだところまでの情報はとてもよくわかる」(伏線を張らない)とい…

2016-01-29 通勤電車で学習

もより駅から乗る電車は揺れるし薄暗いしで、何かを読むと目が悪くなりそうです。いつも耳からの学習の時間にしていました。 数日間少し遠いところに通勤することになったのですが、乗る路線が線形も路盤も良好なので揺れません。やや細かい字の The Economi…

2016-01-26 ウォークマン復帰

ウォークマンの電池交換が終わって日常の友として復帰しました。5年も使った電池から新品になると1回の充電で使える時間が長くて驚きます(当初の性能に戻っただけなのですけど)。冬で寒くても起電力は十分のようです。

2016-01-23 教えてくれるのか、盗むのか

とても心に残った新聞記事が2つあります。1つはプロの心構えについて。もう1つは技の習得について。 著作権の問題もあり全文を引用できませんが、検索すると元の記事を読むことができるかと思いますので紹介させてください。 天野篤さん(順天堂大学心臓…

2016-01-21 Connecting the Dots--後になってわかる

以前の勤務先で普通話(標準中国語)の必要性を感じ、2004年から2010年までかなり集中的に学習しました。成人が外国語を学習するのがどういうことかをいろいろ考えたり感じたりする機会でもありました。 当時出会ったブログに銭衡さんの「インタプリタかなく…

2016-01-19 実は短かった--The Economist のパラグラフ

毎日の基礎練習に The Economist の記事も使っています。・黙読→再現 の練習を3パラグラフ分(1回の長さは 30~50語)・サイトトランスレーションを4パラグラフ分 読めばわかるけど自分では思いつかない簡素な表現があればそれも練習します。 ▼冊子版と電…

2016-01-15 すっと動く

2016年01月に複数日数で見込み業務があったのですが、残念ながら「蒸発」してしまいました。大口の翻訳はまだ原稿が出てこないので手をつけられず。年の初めから売り上げがつまずきそうです…。 そのかわり、というわけではないのですが、意外な方と意外な内…

2016-01-14 胸にしまっておくことば

いままでに何度も宝石のような言葉の贈り物をいただいてきました。日常は意識していなくても、仕事や学習を続けていく支えになっているのは間違いありません。 まずインタースクール講師の方々。プロ速成科(現在のプロ選抜科)の担任が書いてくれた試験の講…

2016-01-13 録音教材

インタースクールのプロ速成科(現在のプロ選抜科)で配布した教材を使って練習しています。使わなかった教材があるので、まずはそれから。 著作権や守秘などさまざまな制約がある中、かなり良い録音が多いと今になって思います。教材作成・選定の担当者は苦…

2016-01-11 しばしの別れ--ウォークマン電池交換

2010年10月に購入してから毎日のように使ってきたソニーのウォークマン NW-S744。先月から充電しても電池の持続時間がかなり短くなっていました。特に冬は室内で電池残量が多く表示されても外に出ると急速に低下します。 充電池も5年も使えば寿命でしょうね…

2016-01-10 少しは進歩するが

The Economist を黙読し、目を紙面から離して再現する。こんな練習をもう3年ほど続けています。始めた当時よりは記憶する範囲・正確さ共に少しは向上しています。向上の原因が Economist の英語に慣れたためなのか、英語を取り込む能力がましになったのか、…