会計記録の扱いにもいろいろな方針があるというお話です。
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企業勤務時代に会計を担当したことがあるので会計記録や確定申告は自分でしています。使っている会計ソフトウェアは株式会社コラボの「わくわく財務会計」です。複式簿記に親しんでいる人にとってはとても使いやすいはず。
・動作が軽快
・データ容量が少ない
・堅牢
仕訳に悩まない人なら強くお勧めしたい製品です。そして費用が非常に低い。その裏返しとして勘定科目や複合仕訳で悩む人には向いていないと思います。ノートとペン、電卓の代わりという感じです。
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会計記録は発生時にすぐに入力しています。
・経費の出費--交通費や事務用品費は支払いやクレジットカード決済の都度毎日
・売上--通訳業務1件が終わるごとに売掛金/売上を計上
・入金--客先から入金の都度売掛金に対応させて源泉税も客先別に計上
通訳専業ではデータ量もごくわずかなのですぐに終わります。こうしておけば客先の支払通知を受領したらすぐに自分の記録と照合ができます。
年度が終わる日に記帳もほとんど終わっています。あとは支払通知が届いたときに売掛金(売上)を確認すればすぐに決算書を印刷でき、確定申告書の「収入金額等」と「所得金額等」が確定します。各種控除項目も入力できますね。
源泉徴収票(支払調書)がそろったら客先別の源泉徴収額を確認し、確定申告書は完成です。申告書は例年2月の上旬に提出しています。
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この方法の利点は意図せずとも月次決算ができることでしょうね。月末に売上や銀行預金残を確認するので年度末になってから間違い探しをする必要がありません。
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右下はひきわり豆を乾煎りして香りを出してから柔らかく煮て、大根を入れたもの。スパイスはマスタード(粒)、メティ、青唐辛子、赤唐辛子、しょうが。油にはギー(精製乳脂肪)を使用。うーんとうなるおいしさでした。