遠隔同時通訳について日本会議通訳者協会の会員限定グループ(Facebook)にかなり質の高い情報が多く集まっています。
いろいろな通訳プラットフォームを経験した通訳者が集まって情報交換をしているのでそれぞれのシステムの利点や弱点もわかります。積極的に検証をしている通訳者やシステム開発者と協力している人もいます。
遠隔同時通訳のオンライン講習会も実施していますね。
【5/14】いつやるの?今でしょ!のRSI:interpreteX【遠隔】
【5/4】Zoom同時通訳体験会(昼の部)【遠隔】
【5/4】Zoom同時通訳体験会(夜の部)【遠隔】
【12/7】はじめての遠隔同時通訳【東京】
通訳者が集まる同業者団体だと特定のプラットフォームに限らず経験談ができるのがありがたい。
私にとって助かったのは専用プラットフォームを使わない遠隔同時通訳(Zoom 等使用)の際の「サブシステム」、つまりパートナー通訳者の通訳音声を聞いたり別途連絡する手段を教えてもらったこと。
ハードウェアについても情報交換が盛んです。
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老舗の Interactio、日本上陸が早かった interprefy、経験した人が一定数いる KUDOに加えてついに日本製のシステムも登場です。InterpreteX を開発したのは ABELON。この会社は会議参加者の私用スマートフォンやタブレットを同時通訳の受信機にする同時通訳システムを開発して存在を知られるようになりました。
InterpreteX は 2020年5月1日リリースの新しいプラットフォームですが、後発の優位を生かしてかなり作り込んであるという印象を受けます。米国カリフォルニアを拠点にするブラッドリー純子さんもブログ記事にしていますね。