50歳で始めた通訳訓練

通訳者のブログ。会社員からフリーランス通訳者に転身。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2020-10-14 アイテムをそろえる

使えるものは拾っておくというお話です。


主要な遠隔同時通訳システムのうち、KUDOの認証を受け、Interprefy は Stage-2 の講習を終わりました。

Interprefy は機材の指定も細かく、講習には実技も含まれます。Interprefy の「システム」は地上の会議室の機材会社の運営に近い概念だと思います。
・通訳者が使う機材を指定し
・通信速度にも条件を設定し
・通訳者に講習を受けさせ
・実施時には遠隔で技術者が音声を聴取し通訳者の運用を監視する

ですから、音声切り替えを間違えたり忘れたりするとブースのドアを叩くようにチャットで教えてくれるのだろうと思います。

この他には InterpreteX を経験しました。これは日本産のシステムで今年5月に提供が開始された新しいものですが、すでにかなりの市場シェアを有するようです。


以前に会議室で担当していた仕事を自宅からの遠隔で引き受けました。なんとなく不思議な感覚です。しばらくは、いや、ひょっとしたら永久にあのビルの地下のカフェで時間調整することがなくなるのかもしれません。


ムルギージョル」(ベンガルのチキンスープカレー)と「チャナスンダル」(ヒヨコ豆のサラダ仕立)。ムルギージョルにはトマトを使いません。ベンガル料理の特徴でクミン粉・ターメリック粉・コリアンダー粉を使います。日本に入ってきたカレーライスの元はベンガル風ではなかったか、と思います。

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