在宅通訳のリスクを一つずつなくすお話です。
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新型コロナウイルス流行で通訳業務は在宅がほとんどになりました。マイクロフォンやオーディオインターフェイス、予備PCなどと少しずつ機器を買い増して環境を整えてきました。
最大のリスクは2つ。
- 停電またはネットワーク事故
- 大きな外部騒音
このうち騒音には事前にわかれば貸会議室やホテルに移動して対応できます。先日は近所で駐車場工事がありましたが、2日前に教えてくれたのでホテルの昼間使用で仕事をしました。
前もってわからない騒音(神奈川県横浜市西部では米海軍厚木航空施設から大きな音が伝わることがあります)は通訳の質をやや損ないますが二重窓や感度の低いマイクを使うなどでなんとか切り抜けられそうです。
停電の影響はもっと深刻です。PCはノート型なので電池で動作し続けますが、光ファイバーの取り込み部分(光回線終端装置、ONU)とルーターは停電で動作が止まり、電源復帰後も起動に1分程度かかります。自分が通訳しているときなら突然通訳音声が消えますし、パートナーが担当しているときには私のアイコンが見えなくなります。
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いつかは無停電装置を入れなければと思っていましたが、仕事の少ない1月の前半で導入することにしました。ONUとルーターの消費電力はわずかなので電池容量の小さい電源で十分です。
今回は CyberPower ブランドの CP375 JP にしました。メーカーのランタイムグラフによると35W のルーターなら30分以上持ちそうです。
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静岡県。