50歳で始めた通訳訓練

通訳者のブログ。会社員からフリーランス通訳者に転身。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2019-06-03 通訳が毎日のことにはなった

お世話になったかつての恩師の話は冷酒のように後で効くというお話です。

2012-12-09 簡単な算数(プロ通訳者になれない理由)

この以前の記事で、通訳学校に通う受講生にとっては通訳は特別なことであるいっぽう、職業通訳者にとっては通訳は毎日のことだと聞いた話を書きました。もう6年半も前なのですね。

その6年半の間になんとか通訳者らしくなってきました。同じ恩師によると
「(収入を得るようになってから)5年で仮免許、10年続いて巡航といえます」
と聞きましたが、これもまたかなりの真実だなあと感じています。

今年(2019年)になってから毎月の通訳報酬が以前の会社勤務時代の年収(給与+賞与)の月割り額を超えています。入社後28年、管理職になってから8年の水準にゼロから5年で追いついたのはまずまずの成果です(収入の面だけを考えると5年もかかって元に戻っただけ、とも)。通訳には職能資格も成果給も目標達成評価もありません。自分のサービスに顧客がいくら払ってくれるか。その一点です。

グラフ:今までに経験した職種の期間。通訳経験はまだ全体の 15% 。

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まだ仮免許ですから、このまま年収が上昇したり維持できることが確かなわけではありません。実は歩いている氷は薄いのかもしれないのです。

以前にも書いた Only the Paranoid Survive. (Andy Grove) という思いで進むのみ。

2015-04-21 少し不思議・昼寝すると失業


インド料理作りも数十回経験すると日常のことになります。それが顕著に表れるのが複数の料理を並行して作るとき。火を使いながら鍋を洗ったり野菜を切ったりできるようになります。慢心は敵ですが、慣れは偉大です。

・ダールタルカ(煮つぶした豆。ムング豆のひきわりを使います)
・鶏とインゲンのカレー
・キャベツとにんじんのポリヤル
豆に圧力鍋を使えば3品が40分で仕上がります(材料の計量から始めて)。

キャベツのポリヤルは本当に手軽でおいしく野菜が食べられるのでぜひお試しになってみてください。「南インド屋」(実店舗はありません)のレシピがおすすめ。

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