50歳で始めた通訳訓練

通訳者のブログ。会社員からフリーランス通訳者に転身。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2021-11-01 折り返してしまう

通訳者としての職業人生の折り返し点を過ぎつつあるというお話です。


いつの日か最後の通訳をする日が来ます。
「今日が最後だ」
と意識して仕事をするか、後になって
「あの日が最後だった」
と思い出すことになるのか。

いつまで仕事をするのかと問われ、とりあえず
「67歳まで」
と答えたことがあります。航空運送事業の操縦士の年齢制限が68歳未満(日本国政府)ということから、なんとなくこのあたりでと思ったのです。

私の場合50歳を過ぎて通訳学校に通い始め、52歳で通訳エージェントから初の仕事を請け負いました。それが2014年です。いっぽう上記の「定年」は2029年にやってきます。つまり私の職業通訳者としての活動はわずか15年間しかないのです。

今年は2021年。初仕事をしてから満7年を過ぎ、通訳者として活動できる期間の半分を過ぎようとしています。ようやく自営業(フリーランス)通訳者らしい仕事をするようになったと思ったらもう折り返し点。現実はなかなか厳しいですね。


長く続けた他の仕事から商売替えを考えるときには
・(通訳者等に)なる
・(通訳者等で)いる
ことの意味、違いについて考えておくことが必要だと思います。


このように実をつける期間をなるべく長くしたいのですが。庭のみかん。

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