久しぶりに現場で通訳をすると仲間に会うというお話です。
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「あれ、どこかでお見かけした通訳者さん…」
という経験が続いています。遠隔の仕事ばかりでしたので、同じ部屋で他の通訳者に会う感覚を忘れかけていました。
遠隔と同じ場所にいることの違いを改めて感じます。休み時間のちょっとした雑談も貴重な情報源だったことも…。
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ワクチン接種が進んで活動再開に前向きな(鼻息荒い、とも)ヨーロッパやアメリカの大企業も在宅勤務になった社員を事務所に戻すべきか分散勤務を続けるべきか意見が分かれているようです。
通訳者でも企業の社員でも同じですが、経験の少ない人にとっては遠隔勤務で得られなくなるものは多いと思います。遠隔で問題ないというときには
・業務そのものが請け負いに近い形
・過去からの経験の「持越し」のおかげで誰に何を聞けばいいかわかる
からではないでしょうか。