50歳で始めた通訳訓練

通訳者のブログ。会社員からフリーランス通訳者に転身。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2018-10-16 翻訳が目にしみる…

通訳で出向いた先で翻訳を少し任されることがありました。

ノートPCの小さな画面で作業すると目が疲れますね。翻訳なら大画面を2つくらい使いたいところ。原文と辞書を片方のディスプレイに出し、もう1つで翻訳など。

目には少々つらかったのですが、翻訳は通訳者にとっても非常によい訓練になりますし、言語運用能力が隠しようもなく現れる機会でもあります。

優れた通訳者は英文を書いても実にしっかりとした、そして読みやすい文章を書きますね。時間が許せば翻訳業務も請け負っている方も数人知っています。

文は人なり
という表現は最近の日本では少々旗色が悪いようですが、欧米や中国では
「しっかりした文を書く人は、それなりにしっかりした人だ」
という通念がまだ強いように思います。それなりに通じる訳を出している通訳者から届くメールの英文や中国文がかなり幼かったり不自然だったりして困惑する外国人は実はかなり多いようです(相手にはそんなこと言ってきませんけど)。

最近購入した本(和書)がかなり良い文章だと感じたので、なぜそう感じるのかを考えながら再読しています。話し言葉と書き言葉とは違いますが、読み書きから得るものは多いと感じています。


逆さビル。この日は思わぬ方に再会しました。

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お昼の時間を少し外したので人気店に入れました。
量産体制の昼定食ですが、かなりおいしい。

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