原発言の単語や構造をしっかりつかまないと文の意味が正確にはとらえられない。よーく清浄して曇りのないレンズを使い、しっかり焦点を合わせて写真を撮るような感じでしょうか。
そうすれば話者の言いたいことを理解する確率が高まるはず。
「メッセージを訳す」
には、くっきり聞き取れていないと…。
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くっきり聞き取り、内容をしっかり理解すれば(この「理解」は専門家のような深いものとは異なり、概念の位置づけがわかればよい程度でしょうか)訳文もしっかりしたものになると思います。つまり、原文の単語や文構造にとらわれずともかなり再現できているはず。逐語的ではないかもしれないけど、聞いた人の心のスクリーンに映る像は通訳者のスクリーンに近く、それは発言者のスクリーンにも近い…はず。
通訳者の休日。乗客は自分1人。