通訳学校の授業中に自分の弱点にいろいろ気づきます。現在の学校に通い始めてから2年と1ヶ月ですが、今学期での気付きはいままでよりもずっと多いですね(授業はまだ全36回の4回ですが)。
・少しは通訳技能がわかってきたので、気づくことも増えてきた
・今学期は少数授業なので、通訳している「実働部分」が長い
・受講者仲間がときおりピカリと光る訳を出し、参考になる
こんなことが要因じゃないかと思ってます。
▼
最近の授業で強く感じたのは
「『惜しい』と思うのは、もうイヤだ」
ということ。
指名されて、さほどの遅れもなく訳出を開始。言い直しやひっかかりもなく、声も良く出ている。しかし、聞き取っていたはずの重要な要素を盛り込むのを忘れてしまう…。
こんなことが数回ありました。なかには
「あ、しまった。この要素をまだ言っていない。訳のどこかに入れなきゃ」
と一瞬意識しつつも忘れてしまうときもありました。
実際には、うっかりしているというよりは話の全体像がしっかりと「脳内スクリーン」に映っていないからだと思います。
▼
また、せっかく書いたノートを「追う」のではなく「眺める」感じで使えるとこうした問題は防げるのかもしれません。ノートをちょっと突き放して、という感覚でしょうか。まだまだこれからです。