ノートに注意を払いすぎると聞き取り・訳出に支障が出ますよ、という話は複数の講師から聞きました。
その感じ、よくわかります。
授業で教室を見ていても、インタースクールの会議通訳本科1・2の記憶では音声が流れると受講者が
「がばっ!」
と机に伏してノートを取る雰囲気がありました。
講師が
「通訳は書き取り試験ではありませんよ」
と言ってもなかなか変わりません。
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現在参加している授業には私よりも通訳に慣れている人が多いのですが、そういう受講者はややリラックスした感じでノートを取っているかのようです。背筋が伸びているというか、
「耳と頭が主、ノートは副」
というか。手はすらすらと動いていますが、自動的に書いているかのようです…。
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まずノートなしで通訳をしてみるのはどうかなあと思います。そうするとノートがどのように・どれだけ役立っているかがわかるんじゃないかと。
そして、ノートなしで思い出せない部分だけを書いてみるとか。
ちょっとそんなことを考えましたので、ここに書き留めておきます。