おそらく通訳学校に通い始めた当時(2012年4月)よりは通訳技能は少しはましになっている気がしますが、それでもまだまだですね。
儀礼的な部分は、まあ、どうでも良いのですが(名前や肩書き、組織名を間違えなければ)、問題は重要な部分の間違いがあることです。因果関係や何がどの部分に含まれるのか除かれるのか、という点で誤ってはいけませんね。
今日の授業でもいくつかそんな誤訳をしました。
通訳者の訳を聞いた人にうなずいてもらうには、まず元発言を聞いた通訳者が心の中で深くうなずく必要がありますね。
「ふむ、そういう話ですか。しかと承りました。みごとに伝えてごらんにいれます」
話をしっかりと「受けとめる」感覚をもっと大切にして聞いてみようと思います。キャッチボールでボールをまずしっかりと捕って、それから確実に握って投げ返すように。