「もっと」を追い求める先には何があるのだろうかというお話です。
企業勤務を28年間してきた後にフリーランス通訳者になったので、ある程度は意地もあります。
「(通訳者になるなんて)なかなか難しいのではないですか」
「よく思い切りましたね」
と言っていた人もいましたから、
「何とかなってますがなにか?」
と見せて差し上げたい、というちょっとネガティブ寄りの感情エンジン。
仕事の照会があればひたすら引き受けてきました。業界のことを知るにはある程度の量を経験する必要があるはずです。
仕事の量は2017年から増加の傾向がはっきりとしてきました。2018年の8月に前年(2017年)実績を超えました。同様に2019年の8月に2018年の年間業務量を超えました。
そしてその代償として週末に動けずにほとんど寝ているという体験もしてしまいました。7月の業務回数は26回です。1日に2回ということが6回ありました。疲れも出るわけです。
▼
「通訳者としてそれなりに仕事をしているのはもう十分証明したじゃないか」
「仕事の量が確保できるとしたら、次はどうしたいのかい」
と自分に声をかける時期なのかもしれません。
たいていのことは続けるほうが始めるより難しい。始まったら、さあ、次はどうするんですか。自分で決めないと他人に決められるかもしれませんよ。
そうは言いながらも、まだわからないことがたくさんあるのでもう少し流されてみようかという思いもあります。
少し時間を取って考えてみる必要がありそうです、
▼
ラオスの料理。名前だけでは…。