「そうか、こういうことなのか」
と仕事や練習の手がかりをつかんだ気になるときがあります。
私の例だと、通訳学校の修了試験。（2015-12-28 準備はできている）
心の中の「矢印」が
・内側（問題にしっかり答えなければ）から
・外側（通訳が必要な人に伝えてさしあげなければ）
にクルリと回った体験は私にとって大きな意味がありました。
そして３年３か月後の仕事で再び同じことを感じます。
- 「大切な場面だ」
- 「忠実に訳さなければ」
- 「いや、まて、そう気負うとうまくいかない」
- 「話者の言うことを全身で聞くんだ」
発言の内容・表現・意図が通訳者の体の隅々に「流れ込んでくる」ような気がします。無心に聞く体験という点では以前と同じかもしれませんが、おそらく「バージョンアップ」しているのだろうと思います。
「ああ、こうだったのか」
と発見・体験するのは事実なのですが、その後も同じことについて同じような思いをしていく。ちょうど玉ねぎをむいていくように。
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仕事帰りは単線です。
