「これでよかろう」と思った買い物がうまく行かなかったお話です。
自宅でオンライン通訳をするときの心配事は
・停電
・ネットワーク障害
ですね。停電対策としては光ファイバー通信のONUとPCのそれぞれが無停電装置を介して電源を取るようにしました。
その次には通信回線の冗長化です。予備に無線WiFiを手配すれば外出時にも使えて便利だと思いました。少し調べて比較的新しい技術「クラウドWiFi」を試してみることにしました。
残念ながら端末が家に届いて1時間で解約・返品を決断せざるを得ませんでした。通信速度がひとけた前半MPBSで、それも不安定です。地域によってそうしたこともあるようなので、解約・返品の手続きはとても簡単でした。
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モバイル WiMAX
次に試したのがすでに定評ある モバイルWiMAX です。事業者の対応地図を見ると自宅は5Gの圏外ですが4Gの域内となっています。
ところが…。
火曜の夜に測定したら下り(download)10MBPS、上り(upload)8MBPSとかなりの低速でした。
こうしたときに困るのが原因の特定です。
・住居(アンテナから遠い・1局のカバー域内に利用者が多い)
・端末そのもの(ハードウェア)
・端末の設定
のどれなのかで対応が変わってきます。
とりあえず場所を移して速度を測定してからどうするか決めようと思います。
※ 水曜の朝に機器の場所を移したらそれぞれ 30MBPSと20MBPS。電波の入りが影響しているようです。
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マイクロフォン用USBインターフェイス
ダイナミックマイクのXLRコネクタ(キャノンコネクタ)にケーブルなしで直接接続するUSBインターフェイスです。マイクアンプと A/D 変換ですね。
Shure の
X2U XLR-to-USB シグナルアダプター
を購入しました。現在はShure のダイナミックマイク BETA 57A を behringer XENYX302USB というUSBオーディオインターフェイスを介してPCに接続しています。XENYX302USB のマイクゲインを最大にしていますので、もう少しマイクゲインを取れるほうが良いだろうと考えました。
ところが…。
X2U を使うと音量は十分に大きくできるのですが、ホワイトノイズ(サー)が入ります。X2U を使った音と XENYX302USB を使った音とを録音して比較しましたが、X2U では雑音が乗り、音質の改善も見られませんでした。私の環境では安価なオーディオインターフェイスのほうが優れているという結果になりました。
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クラウドWiFi、WiMAX、マイク直付けA/Dコンバーターと3つの出費ですべて裏目という残念なことに…。
ま、いっか。
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インド南部ケーララ州出身のみなさんと「オーナム」という年間で最も重要な祭りで食べる「サディヤ」という特別料理を作って食べました。品目は28。写真に写っていない料理もあります。