50歳で始めた通訳訓練

通訳者のブログ。会社員からフリーランス通訳者に転身。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2021-08-15 オーディオインターフェイス買い増し

ヤマハ AG03 を購入したというお話です。


オーディオインターフェイス ヤマハ AG03 を購入しました。Behringer XENYX 302USB の入替ではなく、追加です。遠隔通訳で PC 2台を使うことが多くなったのが理由です。PC内蔵の D/A 変換器でも通訳音声を扱う限りは音質の問題はないと思うのですが、できるだけのことはしてみようと思いました。

これで2台のPC共にUSB(デジタル)出力を外付けインターフェイスでアナログに変換することになり、音声信号の処理の自由度が増しました。


通訳者仲間に教えてもらったことがひとつ。電子会議室2つで一方通行(英→日のみ、等)の同時通訳をする場合、原音声の聞き取りはPC1から、通訳音声の送り出しをPC2から、という運用も多いと思います。

複数通訳者起用の場合、パートナー通訳者の音声も聞きたいのでオーディオインターフェイスで原音声と通訳者音声を混合して聞くようにしています。先日のパートナーさんは通訳者音声のみステレオの片チャネル(右のみ、等)にしているとのこと。

パートナー通訳者の音声はパートナーが話しているか休んでいるかがわかればいい場合がほとんど。片耳からだけ聞こえるようにしておくと、反対側の耳に意識を移すだけでパートナーの訳出音声が気にならなくなる。

とのこと。アナログ変換した音声を外付けインターフェイスに接続するときにステレオの片チャネルだけにプラグを差し込むわけです。さすがの思い付きです。


使っている人が多いのでパートナー通訳者と「ギターとキーボードのつまみ」や「パソコンマークの音量」といった表現で説明できるのが便利です。

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