50歳で始めた通訳訓練

通訳者のブログ。会社員からフリーランス通訳者に転身。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2022-04-27 そこそこの業務量

2022年の1月・2月はやや低調でしたが、3月・4月は新型コロナウイルス流行前の水準程度の売り上げになりました。1~4月の合計が過去最高にわずかに及ばない程度です。

「過去最高」というと言葉の響きは良さげですが、あくまで相対的な表現ですね。Paul Simon の書いた曲 One Man's Ceiling is Another Man's Floor(邦題:君の天井は僕の床)のように、私の月間最高額が最低額という通訳者もいることでしょう。

人と比べることは毒にもなり薬にもなると思います。どのくらいの業務量を扱うとどのくらいの収入になるかをなんとなく知っておくのは通訳を生活の糧とするには必要でしょう。


2012年4月21日にインタースクール東京校で初めての授業を受けてから10年が過ぎました。通訳者養成課程の最高齢受講者はその後フリーランス通訳者になり、申告所得では会社員時代を上回ることもありました。思い切った「商売替え」としてはまあまあかもしれませんが、過ぎたことは過ぎたこと。常にある程度の焦りや不安は感じていないと危ういと思っています。


このあたりに住んでいる人にとってこの景色はあたりまえ。

製造販売元でしか買えないお菓子。峠を越すための「力餅」だったそうです。