参加いただいた方、ありがとうございます。
やはり聞き手がいるといいですね。今日もちょっとあやふやな訳を見つけてもらいました。
2014年4月期も土曜 11:30~13:30 の授業を受講するつもりですので、お時間が合う方はぜひお声をお掛けください。
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通訳業務は半分を終え、後半です。
「通訳者・翻訳者になる本2015」でインタースクール講師平井聖一さんが次のように書いていますが、そのとおりでした。
少人数の商談や展示会でのブース担当通訳、工場など施設見学などの現場ではワンセンテンス程度の短いやりとりを通訳することがよくあります。ワンセンテンスの逐次通訳がテキパキとこなせれば、それだけで十分な業務もあるのです。(p.94)企業経験が長いため、次に何を言い出すかがほぼ予測できます。ウィスパリングでどんどん出していけました。短い会話の応酬では記憶保持の負担が少ない代わりに正確さと微妙さ(ホンネ・タテマエの使い分け等)の重要度が相対的に浮かび上がってきます。その一瞬が取引の成否を左右して会社の業績に直結するかもしれないとあれば責任重大ですね。
「ああ、そんな話ね」
とわかったつもりになると危ないのは日本語のビジネス会話と同じです。慢心しないよう、慎重に忠実にと心がけていきます。