同じレベル(I Advanced)に同じ受講者(私)が参加したのですが、期末にいただいた評価は幾分異なっていました。
評価はどうしても
・受講者の出来具合(平日夜だと疲れている)
・クラス内での相対的位置(優秀な人に囲まれると低くなる)
・講師にとっての重点項目(通訳スタイル・受講者への期待)
などによって影響を受けるはずです。
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二人の講師に同じ注意を受けたなら、それは要改善の重点項目ですね。私の場合は授業中に一つありました。
講師A「今のところ、よくできました。改善できるとすれば、もう1秒だけ早く訳出を始るように」
講師B「(内容についてはコメントなく)出るのが遅いですね」
「途中で(1秒ほど)止まるのは良くない」
共に内容・訳語についてではなく、「サッと出るかどうか」の注意です。
こうした指摘を受けられるのは学校に通う大きな利点ですね。自分では癖になっているので、録音して自分で聞いてもなかなか気づかないかもしれません。
改善策を考え、練習することにします。
この問題に関しては上谷覚志さんがハイキャリア「やりなおし!英語道場」(株式会社テンナイン・コミュニケーション)に示唆に富んだ記事を書いていらっしゃいます。
プロとアマの差?
現場に出たことがある人とない人は通訳力の差は明らかです。現場経験者の通訳は、何を伝えないといけないのかを確定させてから、言葉を選びます。伝えるべきポイントを聞いた瞬間に整理し、通訳を始めたらそれを一気に出していきます。