長期出張の合間に1週間半の休みを取りました。
特殊な作業環境や日々変わる通訳内容、それに加え毎日長距離の通勤で疲れが慢性化したような気がしました。
交通が不便な場所なので自家用車を持ち込み、日常生活は文化的になりました(コンビニやコインランドリーに行ける!)。しかし、落とし穴が。
帰宅の経路が大渋滞。帰り着いて自動車から降りたら足元がふらついて立ち上がれませんでした。歩いていてもなんだか雲を踏んでいるようです。仕事と運転との疲れが重なりました。学生の頃に島根から小型二輪で高速道路を使わず横浜まで走ったとき(19時間連続)よりもずっとつらかったですね。
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その翌日の通訳学校ではひどい出来でした。教材音声を聞いていても
「どっかのおっさんがワケわからんこと言ってる」
という感じで内容が理解できず、訳を出すどころではありません。よほど途中で退席しようかと思いましたが踏みとどまりました。
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授業は不本意でしたが、これも教訓です。精神的な疲れは通訳に相当の悪影響がある(私の場合)。集中力を要する通訳業務の後にこれまた集中力を使う長時間の運転。飛行機や新幹線とは勝手が違いました。
肉体的な体調管理だけではなく、こうした精神面の考慮も重要なことがわかっただけ良かったとしましょう。