同時通訳が遅れ気味になり元発言の合間で追いついて帳尻を合わせるのを解消しようと、ゆっくりとした発言で練習してみました。ヨーロッパ連合の理想と現実について、一般的で短い発言がBBCニュースにありました。
耳から入る話がゆっくりだと訳出にも余裕が出るのですが、そこに油断が入り込む余地がありますね。速い発言に1割遅れる人はゆっくりの発言でも1割遅れてしまうのかもしれません。早めに訳し終えるよう意識して練習することにします。
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インタースクールのプロ速成科はいよいよ本格的な授業に入ります。受領した教材音声の一部を切り出してシャドウィングしてみました。
えっ…。逐次訳で理解が少しずれていた箇所が2つほどありました。いずれも文の前後のつながりが関係します。シャドウィングや同時通訳の練習では元音声に従うことを「強制される」ので、逐次訳のときの理解が表面的だったり自分の思い込みに影響されていたことがバレます。
「本当にそれで(理解は)合ってる?」
と自問しながら続ることにしましょう。