インタースクール東京校のIR通訳コース II を受講しています。
逐次・同時を並行して練習していくようです。
逐次通訳がある程度できると、同時でまったく黙ってしまうということはないようですが、それでも勝手が違いますね。
「どのような文章がいちばん良いだろうか」
と判断する時間がほとんどありません(あたりまえ)。
上達すると 1/10 秒単位でいろいろと判断するようになるのでしょうけど、それはまだ先の話です。
ここで講師から練習の手順について指示がありました。
「まとまった訳文にしようとせず、とにかく音声を出し続けてください」
今期はこのIR通訳コース II と 会議通訳本科 III とを並行履修しているのですが、両方の授業で練習方法や注意点をいろいろと聞くようになりました。いままでは通訳とはどのようなものかを外からなで回していたのが、徐々に中身に入っていきつつある気がします。
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「とにかく声を出して」
という指示は適切ですね。聞きながらその内容を異なる言語で話していくというのは普通の人生ではありえない活動です。この「ヘンなこと」にまず慣れないといけません。鉄棒の逆上がりみたいに、どうしてもできなかったのが、できるとあたりまえにできるようになる…はず。
出来具合を気にしていたらいつまでたっても通訳できるようにならない。段階を踏む必要があると思います。
・まず、聞きながら口を動かして声を出せるようにする(通訳せず)
・口から出す内容を目的言語に変換してみる(ぶつ切り、単語単位の置き換え)
・文章として意味をなすようにしていく
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どのくらい時間をかけるとできるようになるか分かりませんし、そもそも通訳できる程度まで上達するかどうかも不明です。でもまあ、オリンピックの鉄棒やフィギュアスケートのジャンプと違って、やればできそうな気はするんですよね…。
通訳の練習もこんな良い顔をして続けたいなあ。この人たちも何度ボールやクラブ(棍棒)を落としたことでしょう。なにごとも練習だということを思い出させてくれます。動画・音あり
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