2017-04-09 労働者と個人事業主と という記事で
顧客にもエージェントにも使用者責任は生じません
と書きましたが、日本型のエージェント(元請人)の場合、通訳者の選定等の責任を負いますし、指揮・監督の責任が生じる可能性がないとは断言できないようです。
使用者責任の考えは雇用者(会社)・被用者(社員)の他にも拡大して解釈される可能性があるかもしれません。
貴重なコメントを付けていただいた かたな さんにはこの場で御礼を申し上げます。
通訳役務の提供で顧客から苦情が来たら、まずエージェントが対応し、そのうえで通訳者に責任があればエージェントと通訳者との間でのやりとりとなるわけです。
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エージェントが通訳者をどの程度「指揮・監督」するかは個別の問題となると思います。ここも派遣社員との質的な違いはどうかについて少々微妙な点かも…。