簡易同時通訳機器として業界標準のパナガイド。技術的には単純な機械だけに使いやすさがあります。
ここではちょっとした役にたたない情報など…。
- 送信機(transmitter, Tx)のアンテナにマイクロフォンを留めて使う
- ポケットに送信機を入れるなどして、アンテナが身体に密着する
こんな場面を実によく見かけますが、通信系・電気系のお客さんの前でこれをやると「あ、通訳さんは技術面ではやっぱり素人なんだな」
と思われる確率が高いです。
アンテナは日本語で空中線というだけあって、なるべく他の物から離して使います。そうすると送信電力がむだにならずに飛距離が伸びます。
特に身体に密着させると電波のかなりの部分が通訳者の皮下脂肪や筋肉を温めるために使われてしまいます。会議室の中くらいでしたら全く影響ないのですが、技術者はやっぱり気になってしまうんです。
株式会社サーキットデザイン様のサイトにわかりやすい記事がありました。スクロールして「アンテナの使い方」・「携帯電話のアンテナ」を参照ください。
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技術者の受けを狙ってマイクを定規に留めてみました。ただ、ステンレス鋼(電気伝導体)なのでパナガイドからの電波に干渉します。素人臭さ丸出しです。プラスチックにしましょう。