初めて通訳学校(インタースクール東京校)に足を踏み入れてから2年になりました。
2012-04 会議通訳本科1Basic(週1回コース)
2012-10 会議通訳本科1Advanced(週1回コースを2つ)
2013-04 会議通訳本科2(週2回コース)
2013-10 会議通訳本科3・IR通訳コース2
2014-03 進級判定なし
自分ではさして前進していないような気もします。通訳という作業には若干慣れたとしても、英語の運用能力がさほど伸びていないためそう感じるのかもしれません。
それでも、通っている学校の講師からは
「だいぶ良くなりましたよ」
「2年でこの程度なら悪くはありません」
と言っていただきました。受講生をつなぎ止めるためにそうした発言をする講師ではないので、少しは伸びてきたのでしょう。
しかし、進歩を認めてもらえた理由は
・以前にはまったくできなかったこと(通訳)が
・少しできるようになったから
でしょう。スノーボードで立てなかった人がなんとか転ばずに降りてくるようになったようなものでしょうか。ゼロからの開始ですから、1歩も大きく感じるわけです。これをプロの段階に引き上げるのは簡単ではありません。
自分で練習してみてから職業通訳者の訳出を聞くと仕事の難しさを改めて感じます。止まらない・迷わない・探さない。訳出が危うい箇所はあれどもウソは言わない。通訳の苦労を知らない聞き手の要求は(無邪気に)とんでもなく高い。訳せてあたりまえ、と思っています。
「あわてないけどなまけない」「気楽だけど真剣に」「楽観しつつも畏れつつ」練習を続けていくのみ。