主張がはっきりしていてわかりやすい記事だと思います。基礎練習(=最も重要な練習)を段階を追って説明しています。学習会や自習の指針として良さそうです。
近年では手頃な音声材料もインターネットで手に入りますから、通学が難しい人は仲間と学習会を組織してこの記事にあるような方法で練習するのも良いのではないでしょうか。しっかり進めればかなりの効果があると思います(通訳学校の「基礎」「準備」「入門」といったクラスで大人数の授業を受けるよりも成果は多いだろうと個人的に思います)。
こんなことも書いてありました。
通訳者にTOEIC満点や英検1級は必要ありません。取っていても損はしない、くらいのものです。自分の日本語のレベルを目標にしてください。(前掲書 P.95)▼
各校の講師は良いことを言いますね。最も心に残ったのは次の一言でしょうか。
通訳者の頭の中に存在しないイメージが、オーディエンスに伝わるわけがない(ISS講師 日野峰子さん,前掲書 P.79)