2012-08-06 成年者が外国語を習う
勤務先の若いエンジニアが英語を学ぶ手伝いを3年ほどしました。
他の人の相談に乗るとき、自分で40歳を過ぎてから中国語を学習した経験がなかなか役に立ちますね。
中国語では発音を徹底して習い、会話文主体の口述練習を中心にしました。こうすると、
読んでわかる=聞いてわかる=自分で話せる
という状態になってきます。英語の学習でさんざん経験した
「聞いてわからなかった部分でも読むとわかってしまう」
ということがありません。
まあ、これが良いのか悪いのかは、よくわかりません。
ただ、今年になってから中国語の学習をほとんどしていなくても、中国語ニュースやドラマの内容は(わかる部分は)よくわかります。中国オリンピック選手のインタビューは同時通訳できましたし…。
私の場合、音声そのものに興味があるのでこれでよかったのかもしれません。
※ 英語の発音はちょっとひどいのですが、中国語の発音はかなり標準的だそうです。学習を始めたころは
「中国のどこに住んでいましたか」
と尋ねられましたが、先日は
「あなたはどうして日本に来て仕事をしているのですか」
とか
「あなたの前では(上海なまりの)僕はあまり話したくないなあ」
と言われました。成年者でも良い教師の指導を受ければかなりのところまで音声は自然に仕上がるようです。そして、それは聞き取り能力にも良い影響がありそうですね。