50歳で始めた通訳訓練

通訳者のブログ。会社員からフリーランス通訳者に転身。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2012-07-03 自分の訳出を聞く

インタースクール 会議通訳コース I Basic(週1回クラス)全18回のうち、早くも10回になりました。 今回はLL教室で日英通訳の録音。おみやげは自分の訳出が入ったカセットテープ。いまどきカセット…なんですが、外国語学習にはなかなか便利な道具だと思います。
・コンピュータの音声を占有しない
・巻き戻し・早送りが直感的(単に操作する人間が古いだけですが)
自分の声を録音して聞くことには慣れているので、録音のときには特に緊張することはありませんでした。 すでに学習済みの部分を通訳しました。


さて、自分の訳出を聞いてみると…。

【これからも大切にしたい点】
・声の大きさは十分 ・落ち着いて話しているように聞こえる。
・不要な発声(ah, uh, mm 等)がない。
原発言の内容を整理して漏らさず伝えている。

【これはまずい!点】
・本来は一続きであるべきフレーズがぶつ切れになっている。
・はっきり発音しきれていない語がある。

【気をつけたい点】
・訳出が始まるまでの沈黙がやや長い。
・文章の終わり(メッセージの終わり)がはっきりと伝わらない箇所がある。
・やや幼い(くだけた)表現を使った箇所がある(大人の言い回しが思い浮かばなくて)。


同じ部分を繰り返し通訳して練習して、簡潔で自然な表現をつかもうと思います。