50歳で始めた通訳訓練

会社員からフリーランス通訳者に転身。同時通訳ブースに入り、通訳学校の講師に。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2015-11-24 また呼んでもらえる喜び

通訳を依頼したり手配したりする側の立場を考えるのは重要だと思います。「相手を知る」のはビジネスの基本ですものね。

通訳を必要とする話者たち・行事の企画者たちは
「話をきちんと伝えてくれますか?」
また、通訳仲介業(エージェンシー)は
「その現場をちゃんと収めてくれますか?」
という点を最も気にしています。それが利益の源泉で、事業の継続につながることだから。

それだけに顧客も仲介者もかなり保守的です。Risk averse です。失敗しないこと = 成功、という立場に近いですね。
「この前うまくいったなら、今度もそれでいいんじゃない?」
ということになります。

ですから仲介会社は通訳者側にも立ってくれるのですが、通訳者が期待するほどには
「思い切った起用」
はしないもの。慎重に慎重に仕事を割り振ってきます。

それだけに新しい仕事が回ってきたり、同じ客先で難易度の高いものを任されると実にうれしいですね。


慎重なお客さんから再度のお呼びがかかりました。内容は抽象度を増して重要な会議のような気配がします。お客さんの内部で
「ま、いいんじゃない」
と言ってもらえるように、さらには
「うん、よかったよ」
と評価してもらえるようにできるだけのことをしてみましょう。あとは天のみぞ知る。