あわてるな、というお話です。
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このブログで何度か引き合いに出している通訳学校講師のことば:
5年で仮免許、10年でなんとか水平飛行
ふりかえってみると本当にそうだと思います。
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たいていの職業では、新規市場参入者はどこでもいいから「もぐり込む」ことで商売を始めます。飲食店を開きたいならどこかの店で下働きをしながら学ぶ。医師・会計士・弁護士といった専門職もたいていはどこかの病院や事務所に所属するのが初めの一歩になります。
通訳者もたいていはそうなります。通訳エージェンシー併設の教育機関を終了すればそのエージェンシーが「当てがった」現場に出て初仕事になることが多い(私もそうでした)。通訳学校に行かない人も何らかの紹介やつてを頼って仕事を始めることになるはずです。
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私は 2014年3月に初仕事をしました。そこからの経緯を参考までにお示しします。現在いろいろと不安を感じながら学習している人、どのような仕事をしようかと考えている人の参考になれば幸いです。グラフのとおり2017年から受注が増え始めましたが、特に行動を変えたわけではありません。通訳市場で少しずつ名前を思い出してもらえるようになっただけです。営業活動の第一は
「しっかり現場を納めること」
です。ウェブサイトを作ったりソーシャルメディアで気の利いたことを投稿したり人目を惹くブログを書くことではない。
- 顧客を満足させ、
- 手配者の面目を保ち、
- 通訳者仲間の期待を裏切らない
これが最も効果的な「営業」だと思います。
※ 経済情勢や技術の変化で今後の事情は私の経験と大きく異なる可能性があります。