2012年3月17日にインタースクールのサンプルレッスンに参加し、レベルチェックを受けました。 サンプルレッスンは会議通訳本科ⅠBasic を念頭に置いたものでした。12人用の教室に参加者がぎっしりです。講師は手慣れた様子ではきはきと明るく授業内容を説明して実際に課題を出していきます。通訳訓練が初めての私でもとまどいませんでした。 たとえば、音声を流して 「それではこれを○○さん、訳してください」 と指名します。出来具合を見てそれぞれの参加者にどのクラスがふさわしいかメモするようですね。 答えられなくても参加者が困惑しないようにさらっと先に進みます。このあたりは上手だと感心しました。
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レベルチェックは3種類あります(2012年当時。その後変更あり)。
- 総合力(文法・語彙・読解・聴解)
- 通訳(筆記逐次 日英・英日)
- 翻訳(日英・英日)
総合力は必須で、通訳・翻訳は入学を希望するコースに合わせて受験します(2科目受験も可能)。 総合力テストの内容は標準的だと感じました。読解が相対的に容易ではないかと思います。通訳テストは私にはだいぶ難しいものでした。たとえばTOEICスコア900程度の人でも少しは通訳の練習をしておかないと何も書けない!ということにもなりかねません。
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私の成績は
共通テスト
Grammar C+
Listening B
Vocabulary B+
Reading A
総合判定 B+
※ 段階は E / E+ / D / D+ / C / C+ / B / B+ / A (A が最高)
会議通訳コースだと「本科Ⅰ Basic」から受講可能とのこと。
会議通訳コース本科Ⅳ 否
会議通訳コース本科Ⅲ 否
会議通訳コース本科Ⅱ 否
会議通訳コース本科Ⅰ Advanced 否
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会議通訳コース本科Ⅰ Basic 可
会議通訳コース準備科 可
中国語の学習に注力して 2004 年からほとんど英語の練習をしていなかったので、この結果にはまずまず納得です。再度受験すればもう少し良い点が取れるように思います(慣れで)。
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2013-03-18 追記 2013年4月開始期から会議通訳本科はそれまでの I Basic と I Advanced とが統合されて I となり、I, II, III, IV の4科構成になりました。
受験記録(すべて)
1986 TOEIC 860
1994 TOEIC 955
1994 英検1級(合格)
1995 TOEFL(PBT) 597
1997 TOEIC 970
2006 TOEIC 960(新形式)
2012 TOEIC 965