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50歳で始めた通訳訓練

会社員からフリーランス通訳者に転身。同時通訳ブースに入り、通訳学校の講師に。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2016-04-21 こんな足取りで(2)

通訳学校やその後の通訳業務で幸運に恵まれたのは確かです。


学校に通い始めて2年が過ぎ、初めて進級判定を得られなかったときにその年に開設された1年課程に入ることができました。階段を上ってきたら立ち入り禁止。ところが、横に非常階段の扉が開いたような感じです。

この非常階段、横道なので壁も屋根もありません。雨風も太陽も容赦なし。途中で休むこともできません。それでもなんとか講師に励まされて最後までたどり着きました(中間試験の出来が悪くて危なかった)。


そしてこの課程を始めて半年くらいしたときに出張を伴う業務を請け負いました。この仕事との出会いは千載一遇の機会だったと思います。

  • 以前勤務していた企業(建設設備)の知識がそのまま生きた。
  • 通訳を使った経験がほとんどない顧客だったため、要求度が高くなかった。
  • 作業所型の業務なので客先やその他の人たちと「同じ釜の飯を食う」かなり濃密な関係だったが、建設設備業ではそれが当然だったのですっかり溶け込んだ。


しかし、幸運だったといっても、全く準備不足ではその波に乗れなかったはず。外界と自分との何らかの相互作用は存在したのだろうと思っています。