50歳で始めた通訳訓練

会社員からフリーランス通訳者に転身。同時通訳ブースに入り、通訳学校の講師に。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2016-03-12 男性通訳者

モコちゃんパパさんがブログ「定年からの通訳デビュー」で

男性通訳者の需要は率として高い。どういうことかというと、(男性通訳者の需要)÷(男性通訳者の数)を(女性通訳者の需要)÷(女性通訳者の数)と比べると、前者の方が多いのではないかというのが実感です。 

 と書いていらっしゃいます。

女性・男性の別はあまり関係ない職業ながら、ときどき男性だから顧客の要請にうまく当てはまっているのかな、と思うときもあります。

例えば外国企業の役員が訪日して日本企業の幹部と打ち合わせをする場合。欧州や米国では上級副社長や技術部長が女性という場合は珍しくありません。そこに54歳・管理職風・グレースーツ・長身の男性が影のように従って通訳していると
「なかなか絵になる」
光景ができあがります。恐竜時代に生きている日本や韓国の男性幹部は
「お。この女性はホントに偉いんだ」
と改めて思います(女性が幹部になるのは珍しくないとアタマではわかっていても、ココロのほうではまだ準備ができていない)。

今まで上記のような状況が数回ありましたが、顧客からかなり高い評価をいただきました。表現は良くないのですが
「なめんなよ」
というオーラが出るとでも言いましょうか…。


このようなやや微妙な場合を別にすると、通訳者が男性か女性かはほとんど関係ないと感じています。男女共にヘルメットを着用してはしごを上ります。共に夜勤もします。まあ、私が Triumph や Wacoal で 商品開発の通訳をすると気まずい空気が流れるかもしれませんけど(エージェントは絶対こんな仕事を回して来ないと思います)。