読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

50歳で始めた通訳訓練

会社員からフリーランス通訳者に転身。同時通訳ブースに入り、通訳学校の講師に。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2014-06-20 walking alongside the speaker

このブログを検索で見つけてくださる方も多いようです。ありがとうございます。

検索語の歴代上位3つは:
・インタースクール 評判
・通訳 メモ
・50代 通訳
のようです。

ノート(メモ)は通訳における the thing ではなくて a thing なのですが、知識として「てっとりばやそう」なのと、「答えがみつかりそう」という点で人気記事になりやすいのだろうと思います。


YouTube にもノート等の通訳技能についての動画がいくつかありますね。偶然見かけたものに印象深い発言がありました。
「ノートは通訳者にとってトランポリンであるべきだ。ポーンとはずんで(離れて)こそ意味がある。学習者の多くにとってアリ地獄になっていないか」
「通訳者は話者と共に歩む姿勢で」

特に2番目の「共に歩む」が強く心に残りました。通訳学校の授業で
「雑念を追い払って良く聞こう・流れてくるものを受け止めよう」
と意識するようにしているのですが、内容の保持にうまくつながらないことばかり。話を客観的に理解してとらえようとするだけでは限界があるのかもしれません。
You are walking alongside the speaker.
You are accompanying the speaker's thought processes.
(Your job is) to do justice to somebody else's ideas
(Nick Roche, Note-taking for consecutive interpretation)
という考えは奥が深い概念で、
「そうか。わかった」
という単純なものではないようですが、気にしていく価値がありそうです。
Note-taking for consecutive interpretation (Roche on Notes)