今日は通訳学校の授業でした。
講師が次の方針をはっきりと表明しました。
・訳出中は通訳者としてふるまってください
(訳とその他の発言とは区別してください)
・顧客に商品として伝える話し方をしてください
今日(土曜)のクラスではこの宣言だけで品位がぐっと上がりました。訳が良くなるわけではないのですが、授業中の緊張感・密度が高まります。
基本的なことなのでしょうけれど、意識しないとなかなかできないことだと思います。別のクラスも受講しているのですが、そちらはこの点が今のところ「野放し」状態で、訳出の途中に「あっ…」とか「ここがわからなくて…」「すみません」「…でいいですか?」が多量に混入してかなり聞き苦しくなってしまっています。
気づけば自分でどんどん改善できることなので、入門段階でうるさく指導するのが良いかもしれませんね。