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50歳で始めた通訳訓練

会社員からフリーランス通訳者に転身。同時通訳ブースに入り、通訳学校の講師に。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2017-05-01 高地トレーニングあるいは鉄げた

内容の把握が難しい逐次を経験したことがあります。一区切りが長いこともあってなかなか苦しかった記憶が…。

興味深いことにその翌日に The Economist を目で追って再現する「読みリプロダクション」をしたところ、記憶できる分量が確実に増えています。

高地で長距離走の訓練をすると心肺機能が強化されて平地での結果が伸びるといいます。鉄のげたで歩いたあとに運動靴にすれば足に羽が生えた気分で歩けます。

時期をみて、ある程度の強制力で「背伸び」することが必要なのかもしれません。

 


あっという間に緑が…。

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2017-04-30 一点突破

通訳や通訳学習の経験が皆無の状態から5年で通訳学校の通訳養成課程で講師をするようになりました。もっと短い時間だった方もいるでしょうし、もっと時間がかかった方もいるでしょう。

学習を始めたときに50歳10か月だった年齢を考えると比較的短い時間ではなかったかと思います。


最初の2年は通訳実務の経験を積もうと思わず、学校での通訳訓練に集中したことが私にとっては良かったようです。こんなことを考えていました。
「報酬を受けて通訳するのだから、現場は学校よりずっと大変なはずだ」
「医療でも法律でも、業務は学校の授業よりはるかに高度だ」
「それならまず第一に通訳学校で最上位のクラスを修了する必要があるだろう」
「仕事はその後だ」


実際にはこの考えには正しい面と一部足りない面とがあることがわかります。インタースクールの会議通訳本科を1→2→3と進んだところでインターグループの通訳者登録会に誘われ、登録して実務を経験することになりました。

・2013-11 登録
・2014-03 初の通訳業務
・2014-04 会議通訳プロ速成科(専属通訳養成科の前身)開始
・2014-08 長期にわたる技術施工通訳の開始(断続的に 2016 年まで)
・2015-03 会議通訳プロ速成科修了

プロ速成科と技術施工通訳との両立では苦労もしましたが、通訳実務で気づいた課題を授業という安全な環境で試行錯誤しつつ検討できたのは非常に良かったと思います。

学校に行っている間は学校だけにしよう、というのも大切ですが、最上級あたりになるとそれだけでは情報・刺激が少し足りないのかもしれません。現場に出ることで2方向の作用が起こるように思います。

  1. 教室では感じにくい通訳の重要さを思い知る
    ・顧客が目の前にいて訳出を待っている
    ・訳出が直ちに顧客の意思判断に使われる
    ・その場の位置づけ・流れを意識しないと訳が通じにくい
  2. 教室で学ぶことの重要性を現場で思い知る
    ・正確に、明瞭に、簡明に訳出する重要性
    ・十分な声量で素早く訳を開始し、不必要な発声を排除する重要性

こうして現場で気づいた課題を教室で解決し、教室で練習した成果を現場で試すことができました。


周囲を見てみると通訳学校の最上級に進んだあたりから仕事に出る(派遣社員として社内通訳者で)ことが多いようですね。同一企業で一定期間通訳をすると復習効果があってとても良いように思います。

 


2011年 静岡

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2017-04-29 初めてのこと

いままで通訳の現場に出るとき、他の通訳者はすべて私よりも経験の長い人たちでした。それも年数が数倍という単位で。

それがどうしたことでしょう。先日は私の後に仕事を始めた人といっしょになりました。やはり3年も仕事をしているとこういうこともあるのですね。

業務が終わった後に時間をかけて一緒に反省会をしました。同じ通訳学校で面識がある仲間だと気楽に声をかけられていいですね。

私よりも年齢ははるかに下の通訳者ですが、顧客の前・仕事の上では同列です。世に出たばかりの私と共に現場に出てくれた通訳者の気持ちが少しはわかる気がしました。

後生畏るべし、という通訳者がどんどん生まれてくるのは良いことです。


新橋駅・虎ノ門駅からインタースクールに歩く途中にある南インド料理店「ナンディニ虎ノ門店」。おだやかな料理が特色です。今回は魚のカレーに長粒種米。この店はチャイがとてもおいしい。

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2017-04-25 追われる同時通訳

発話数の多い会議でひたすら同時通訳をすると途中で集中力が途切れかけます。終わったらなんだか頭の芯がじんわりします。訳を聞かされる顧客も大変だろうと思いつつ…。

 


たまには空に浮かんで仕事。ビルの床や壁が透明だったら怖いだろーなー。

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ネパールのそば粉パンケーキ phapar roti(ファーパルロティ)定食です。黙っていてもおかわりが出てきます。

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2017-04-23 通訳学校の春

受講者も講師も通訳の徒。

心を使って取り組めば、必ず何かが起こる。

 

毎回の景色ですが、来るたびに私の置かれている状況も取り組んでいることも少しずつ違う。

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2017-04-22 通訳学校に通うにあたり--5 ノート注意報

ISSインスティテュート・インタースクール・サイマルアカデミー等の講師が共に懸念を表していることがあります(各校の講師が雑誌記事等で述べている内容から)。

ノートのとりすぎ

いや、正しくは「聞き取りの書き取り試験化」でしょうか。


私がとやかく書くより、以下のブログ記事を読んでいただければと思います。三つの記事から伝わってくることに共通点があるように思います。そして、それは重要なことなのでしょう。

まぶさんのブログ「通訳物語」から 通訳講座301 メモ取りの落とし穴

サイマル・アカデミーブログ から リテンション (寳閣綾子さん)

ハイキャリアの やりなおし!英語道場 から メモがうまく取れません
(上谷覚志さん)


ノート術が通訳の秘訣であるかのような誤解を持つ人も多そうなのですが、実態はそうでもないことを上記の記事は伝えているように思います。聞いてわからないことはノートに書けないし、苦し紛れに何か書いたとしても訳にはつながりません。

 


時には北インドの料理も食べます。手前の黒い海苔のように見えるのは揚げ茄子です。

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2017-04-21 通訳学校に通うにあたり--4 すぐにできること

訳出の際に以下の習慣をつけると後々大きく助かることになります。

  • 不要な音声を出さない。具体的には「えー」「えーと」「あの」「それで」などでしょうか。訳が途切れたとしても、音で満たさずに黙っていればいいんです。学習友達に聞いてもらって「えー」の回数を数えてもらうと効果があります。たいていの人はあまりの多さにびっくりします。
  • 良い姿勢で。通訳はサービス業です。顧客の目に入る場所での業務も多いし、場合によると壇上ということもあります。座るときには足の裏を床に着けて。組んだり投げ出したり内股・外股にしているのが丸見えですよ。立つときにはすっきりとした立ち姿で。
  • 頭や腕、手を大きく動かさない。ジェスチャーは話者がしてくださいます。通訳者の仕事ではありません。目はしっかり開いて。


ベトナム牛肉麺 Pho Bo (フォーボー)です。薄切り牛肉がたくさん。春になると別添えの香草の香りがひとしおです。ミント・コリアンダーパクチー)・レモングラス

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