通訳学校での恩師と姉弟子と私の3人で経常的に同時通訳を実施する幸運に恵まれています。
お客さんのビルで待ち合わせて、ときには他愛もない、ときには少し深刻な話をして現場に入っていく。
丸1日の業務だと同席通訳者の訳を聞く精神的余裕もあまりないのですが、それでも時々
「私だとそれは出なかったな」
という効果的な表現や自然な語句が耳に入ってきます。
私の訳にはまだまだ改善の余地がある。通訳をして向上することもあるでしょうし、何か別の準備・訓練で伸ばす点もあることでしょう。休むことなく考えて、仮説を立てて、実施してみて、また考える。こうした動きを止めると通訳者の人生は敗北に向かうのだろうと思っています。
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新幹線で東京駅に到着。八重洲地下街の「エリックサウス」。カウンターが暗くておいしそうに撮影できませんでした。多くの人に南インドの定食「ミールス」を知らせた記念すべき店舗です。