同じ客先にしばらく続けて通う業務もあります。
今年は1月・2月にそのような仕事が集まりました。
毎朝同じくらいの時間の電車に乗り、同じ駅で降りて同じ事務所に向かいます。
「この感触、以前にずいぶんと経験したなあ」
と思います。
フリーランスの通訳だと、続いてもせいぜい2週間。開始した時から終了時点がわかっています。この「有限感覚」が一種心地良いですね。その中でできるだけのことをする。
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遂次・同時・施設視察と入れ替わりで仕事があります。勢いを保ってどんどん訳出する感覚があるとうれしいですね。何かがうまくかみあっている感じ。話者が詰まらないのなら通訳者も止まってはいけませんし、話者が言葉を探さないなら通訳者も訳を探す気配を出すべきではないのでしょう。
雨が降ったわけでもないのに、空気が澄んでいます。