2013年11月23日の JAT InterpretJAPAN(日本翻訳者協会 通訳者情報交換会)の懇親会での出会いをきっかけに月に1~2回の通訳技能練習会をしています。
先日第4回を実施しました。運営方法・課題もだんだんと固まってきて活動が充実してきました。いくつかの分野に分けて教材を持ち寄るようにしましたが、個人の負担が減り、自分の知らなかった教材を知る良い機会になっています。
今回は英文の記憶保持(リテンション)練習から始めました。仲間がとても良い音声材料を見つけてくれ、
「無料でこんな便利な音声が公開されているのか」
と感心します。
(私も含め)参加者全員にとってリテンションが弱点なことが明らかになった1日でした。
全員が
「あれ、おかしいな。聞いたときはわかったんだけど…」
と感じます。この「わかったんだけど」が曲者です。実は鮮明に理解していないために記憶に残らないのでしょうね。この練習は今後も取り入れていきたいと思います。簡単に感じる単文を仲間の前で再現できないという適度のプレッシャーも練習の動機付けになるかもしれません。
参加者が分担の課題を用意して時間通りに集まり、予定に従って手際よく運営できるようになりました。おしゃべりは終わってからのお楽しみです。