いつも興味深く読んでいる「通訳者Mのブログ」の著者Mさんとはよく顔を合わせる機会があります。
難しい同時通訳の素材について先日話をしました。
「次はもっとできるだろうと思って繰り返す」
「ところがある程度で改善が止まり、そこでがんばるとかえって出来が悪くなる」
私もこの経験をときどきしています。
「よし、こんどこそ」
という力みがよくないのでしょうか。それとも、今はこれ以上は無理なので少し間をあけろという脳からの知らせなのでしょうか。あまり類似した刺激を脳に与えすぎると疲労して自己防衛(動きを鈍くする)に回るような気がします。
練習にはある程度の負荷は必要でしょうけど、飽和点に達した兆候があればあまり追い込んでも利益は少ないのかもしれません。
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風が強かったので地下道を。
少し寒々しいですね。