必要に追われると学ぶというお話です。
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ちょっとした印刷物形式の文書を翻訳したことがあります。原稿はPDFで、さまざまなデザインのページがありました。ちょっと凝っていて
「どうすればこんな見栄えになるのだろう」
と考えあぐねてしまいました。
悩んでいてもしかたがないのでインターネットを検索します。
ありますねぇ。貴重な情報がざくざく出てきました。Microsoft Word にこんなに機能があったとは知りませんでした。図形処理や表の整形でも実にいろいろなことが(知識があれば)可能なのですね。見よう見まねで試していくとだんだんわかってきます。
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いままでまったく使わず存在も知らなかったメニューがこんなにたくさん。新しい操作や画面での書式記号も納期に追われると自分のものにせざるをえません。
「しっかり準備運動してから」
というのも一つの方法ですが、
「泳げるかどうか池に落としてみよう」
というのも時と場合によっては効果があるものです。受注したからには完成させねばなりません。
コンピューターの処理能力も増大しているので操作に対する反応が遅いということもありません。単に人間の頭が追い付いていないだけ。
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横浜工場で詰めたものは経木のふたを紙ひもで止めてあります。東京工場のものはかぶせぶたに透明なプラスチックフィルム。